東武タワースカイツリーは9月25日、東京2020オリンピック開催300日前を迎えるにあたって、「アスリート トークセッション」に東京スカイツリー天望デッキで開催した。

  • 東京スカイツリー天望デッキで行われたアスリート トークセッション

    東京スカイツリー天望デッキで行われたアスリート トークセッション

同イベントは、オリンピックのメダリストや、東京2020オリンピック出場が内定しているアスリートが未来に向けて、今の「願い」や「想い」を熱く語るというもの。

参加したアスリートは、東京2020オリンピック自転車競技BMXフリースタイル男子への出場が内定している中村輪夢選手、ロンドン2012オリンピックフェンシング男子フルーレ団体銀メダリストの三宅諒選手、ロンドン2012オリンピックバレーボール女子で銅メダルを獲得した元女子バレーボール日本代表の狩野舞子さん。

  • トークセッションの様子

    トークセッションの様子

東京2020オリンピックで競技に採用され注目を集めるスケートボードで金メダル最有力候補としても大きな期待を集めている堀米雄斗選手はオンラインで参加。アナウンサー・スポーツアンカーである田中大貴さんをファシリテーターとして、4人のアスリートがスポーツにかける熱い思いを語った。

トークセッションの後は、『みんなでこの困難を乗り越え、新たな未来に向けて前進するすべての人の気持ちを後押ししたい』という願いを込めて天望デッキに設置した東京スカイツリーのモニュメント「W1SH RIBBON(ウィッシュ リボン)」に、アスリートそれぞれの「願い」や「想い」を書き込んだ。

リボンに書いた願いは、中村選手は「自分に克つ」、三宅選手は「この結果この経験を次の世代に」、狩野さんは「世界中のみんなが笑顔でいられる未来を!!」。3人は願いを書いたリボンをモニュメントに結んだ。オンライン参加の堀米選手は、「Keep it up」という願いを発表。ファシリテーターの田中さんは、その願いが書かれたボードを大きく掲げた。

  • リボンに書かれた参加者の「願い

    リボンに書かれた参加者の「願い」

モニュメント「W1SH RIBBON」は、9月25日に設置された東京スカイツリーの新スポット。モニュメントには、訪れた人々の「願い」を書き込み、リボンを結びつける。カラフルなリボンに込められた願いが集まり、東京スカイツリーからその願いが届くよう、空に向かって"らせん状"に登っていく様子を表現しているという。

  • モニュメント「W1SH RIBBON」

    モニュメント「W1SH RIBBON」

今回のアスリートトークセッションの様子は、東武タワースカイツリー東京2020特設ページにて、11月に公開予定とのこと。

(c)TOKYO-SKYTREE