キオクシアホールディングスは9月28日、同日開催した取締役会において、同社普通株式の東京証券取引所への上場に伴う新株式発行および株式売り出しの中止を承認し、それに伴う上場手続きについて延期することを決議したと発表した。

最近の株式市場の動向や新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念など、諸般の事情を総合的に勘案した結果としている。

ただし、上場そのものは断念せず、適切な上場時期を引き続き検討していくとしている。