決勝点となるパネンカを成功させ喜びを表すS・ラモス [写真]=Getty Images

 26日にリーガ・エスパニョーラ第3節が開催され、ベティスとレアル・マドリードが対戦した。

 前節レアル・ソシエダと引き分けて今季初勝利を目指すレアル・マドリードは、攻撃陣にFWカリム・ベンゼマ、FWルカ・ヨヴィッチ、MFマルティン・ウーデゴーアらを起用。敵地で、開幕2連勝中のベティスとの試合に臨んだ。

 序盤に訪れたベティスの決定機をGKティボー・クルトワがスーパーセーブで退けると、14分、レアル・マドリードにチャンスが訪れる。右サイドのタッチライン際からベンゼマがクロスをあげると、ニアに入り込んでいたMFフェデリコ・バルベルデが右足でシュート。これがネットを揺らし、幸先よくレアル・マドリードが先制に成功する。

 しかし、直後に迎えた決定機をDFセルヒオ・ラモスが外して追加点を逃すと、ベティスにも流れが訪れる。35分、ショートコーナーからMFセルヒオ・カナレスが正確なクロスをあげると、ゴール前で待っていたDFアイサ・マンディが頭で合わせ同点に。さらに37分、左サイドからボールを受けたMFウィリアム・カルヴァーリョが左足でハーフボレーを放つと、これがクルトワの手を弾いたゴールを割った。

 前半を1点ビハインドで折り返したレアル・マドリードは後半開始から反撃に出る。48分、右サイドに展開すると、DFダニエル・カルバハルの絶妙なクロスをベティスのDFエメルソン・アパレシドがクリアしきれず、ボールはそのままゴールに。試合は2-2の振り出しに戻る。

 すると64分、試合の流れを大きく左右するシーンが生まれる。ベンゼマのスルーパスにヨヴィッチが抜け出すと、GKとの1対1を迎えたところでエメルソンが背後から接触。VARでの確認の末、エリア外での決定機阻止という判定でエメルソンにレッドカードが提示された。

 勝ち越しゴールが欲しいレアル・マドリードは79分、カルバハルの浮き球パスに途中出場のFWボルハ・マジョラルが抜け出す。するとこの守備に入ったDFマルク・バルトラが身体を入れた際にハンドしてしまい、VARチェックの後にPKが与えられた。これをS・ラモスがパネンカで決めてみせ、レアル・マドリードが再逆転を果たした。

 試合はこのまま終了。レアル・マドリードは今季のリーガで初勝利を収めた。一方の好調ベティスは、エメルソンの退場も響いて今季初の敗戦となった。

 次節、ベティスは29日にアウェイでヘタフェと、レアル・マドリードは30日にホームでバジャドリードと対戦する。

【スコア】
ベティス 2-3 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 14分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
1-1 35分 アイサ・マンディ(ベティス)
2-1 37分 ウィリアム・カルヴァーリョ(ベティス)
2-2 48分 エメルソン・アパレシド(オウンゴール/レアル・マドリード)
2-3 82分 セルヒオ・ラモス(PK/レアル・マドリード)