テスコム電機「TESCOM公式オンラインショップ」、美容室向けブランドで認知拡大【ファンづくりの秘訣】

美容・日用家電の開発・製造を行うテスコム電機は、2015年に自社オンラインショップ「テスコムオンラインショップ」を開設した。ECサイトはグループ会社のテスコムリンクが運営しており、グループの強みを生かして販促を行っている。

ECサイトを開設した当初は、試験的な運用のもと、商品パーツの販売がメインだった。2018年夏に、ECサイトをリニューアルし、本商品の販売を開始した。最近は、本商品の売り上げがパーツよりも伸長し、売り上げの構成が変わってきたという。

サイト上で販売しているアイテム数は100品目。ドライヤー関連が7割を占め、調理家電が2割、その他が1割の構成になっている。

美容室やサロン向けに販売してきたヘアサロンドライヤー「Nobby」のブランド力が同社の強みだ。ノビーは国内の約70%の美容室で利用されているという。


Nobby by TESCOMのヘアドライヤー

こうしたプロ向け商材を消費者向けにも販売できるように新たなブランドを立ち上げ、販促と同時にブランド認知の拡大を図っている。ドライヤーだけでなく、ヘアアイロンなども展開。販売価格を1万円前後に抑えている。

キッチン用品やリラクゼーション家電の販売も好調だ。特に、マルチオーブン「低温コンベクションオーブン」が人気。税込16,280円の低価格でありながら、「1台6役」という多機能性が特徴だ。メディアに紹介され販売が伸びたという。

新型コロナの影響で、ハンドミキサーやフットマッサージ器などの売れ行きも良いほか、「バリカンも伸びた。自宅で動画を見ながら髪を整える消費者が増えたとみている」(同社)。

ウェブ上における販促では、SEOやサイト上での商品の見せ方などを工夫している。「低価格路線でありながらも、商品の愛用者が多く、パーツ購入する顧客も多い。安くても丈夫な、もの作りをアピールしていきたい」(同)と話している。


「Nobby」
https://www.nobby-pro.jp/