秋元康が配信時代を予見、東日本大震災後に果たした役割…たかみな&峯岸みなみも納得のAKB48名曲ベスト5
高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週水曜日は音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。9月23日(水)の放送は、ゲストにAKB48の峯岸みなみさんと向井地美音さんを迎え、AKB48の歴代の名曲を振り返りました。


左から、峯岸みなみさん、向井地美音さん、高橋芳朗さん、高橋みなみ



今回は、たかみなと峯岸さんが参加したシングル表題曲のなかから、芳朗さんがお気に入りの5曲セレクトし、カウントダウン形式で紹介!

◆第5位「Baby! Baby! Baby!」(2008年6月リリース)
発売当時はレコード会社移籍直前、どこか宙ぶらりんな状況で、メンバー間でさまざまな不安が漂うなか、秋元康さんが「これからはダウンロードの時代が来る!」と時代を先取りし配信限定でリリース。また、ミュージックビデオ(MV)で初めて水着になった曲でもあるそう。

そんな「Baby! Baby! Baby!」のアレンジは、SMAPの楽曲を数多く手掛けてきたCHOKKAKUさんが担当しており、「どこかSMAPに似た雰囲気がある」と芳朗さん。これにはたかみな、峯岸さん、向井地さんも納得の様子でした。

◆第4位「ラブラドール・レトリバー」(2014年5月リリース)
先日、芸能界を引退した渡辺麻友さんがセンターをつとめたこの曲は、芳朗さんいわく、モチーフはフレンチポップス。ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」とシルヴィ・バルタンの「あなたのとりこ」の2曲をいいとこ取りした曲だそう。

一方、たかみな的には「振付がとにかくかわいくて、まゆゆ(渡辺麻友)ちゃんがめちゃくちゃかわいい!」と振り返ります。

◆第3位「Everyday、カチューシャ」(2011年5月リリース)
東日本大震災後、最初のシングルとなったこの曲ですが、芳朗さんはゴージャスなイントロが大好きだそう。そのイントロに関して、作曲を手掛けた井上ヨシマサさんはとあるインタビューで、本当はもう少し家族愛のある曲にしたくて、明るいイントロは嫌だったものの、秋元さんから明るくするように指示があったと告白。リリースタイミング的にも震災直後、結果的にAKB48の役割を考えた上でも明るいイントロがマッチした、と話していたそうです。

なお、この曲は向井地さんが人生で初めて買ったCD。初回限定盤を手に入れ、握手会では小嶋陽菜さんに握手してもらった、と懐かしんでいました。

◆第2位「Beginner」(2010年10月リリース)
「かっこいい・クール系の曲では、これがベスト!」と断言する芳朗さん。「MVも過激な描写があったりして、曲を含めてすごくチャレンジングな印象がある」と言います。

MVの監督は映画「告白」などを手掛けた中島哲也さんで、峯岸さんも完成した作品を初めて観たときにはかなり驚き、「ちょっと社会風刺的な部分もあって、AKB48のイメージがまた変わるな、と思った」と振り返ります。

また、この曲は変則センターでダンスも6種類用意され、かなり大変だったそう。ちなみに峯岸さん的にはダンスの難易度で言えば「UZA」がトップであるものの、初めてダンスで大きな壁となったのがこの曲だったと話します。

◆第1位「River」(2009年10月リリース)
この曲はAKB48として初めてオリコンで1位になった曲で、芳朗さんは「この曲がAKB48というグループの魂という感じがする。ほかの曲は他のアイドルグループが歌っても成立するかもしれないけど、この曲はAKB48にしか歌えない曲」と1位に選んだ理由を解説。

たかみなによると、この曲の歌詞は秋元さんが当時のメンバーに向けて書いたそうで、「今思うと、この曲を起点にAKB48の特徴を出していくことができたのかもしれない」と話していました。

【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/korenani