まさかの結末が待ち受けていた ?! │17年かけてランボルギーニをイチから製作した人物

スーパーカーファンの人々は、憧れの車のポスターを部屋に貼ったり、モデルカーを買ったり、中には別の車をベースにしながらレプリカを作る人もいる。しかし、時には通常の車をベースにして、スーパーカーを製作しようとして恐ろしい事故となることもあった。ケン・イムオフという人物もレプリカを製作したひとりだが、他とは少し違った。

イムオフは、1981年公開映画『キャノンボール』に登場するランボルギーニ・カウンタックに心を奪われ、カウンタックを所有することを夢見た。車を買うほどの金銭的余裕はなかったが、結果的にその強い想いが、「自ら作る」という行動につながった。彼はカウンタック LP5000Sのレプリカを、自宅の地下で17年をかけて完成させたのだ。まずは木製フレームから作り、そこに自ら削り出したアルミパネルを合わせてボディを構成した。

製作工程を写真で見る(写真21点)

テールライト、バッヂ、ホイールアーチなどのパーツはランボルギーニの中古パーツが使用されている。パーツを集めるにあたっても、提供してくれる人を募ったそうだ。エンジンはフォード製のV8を搭載し、514hpを発揮する。ペイントは、地下ではなく別の場所で行っているが、彼自身が25時間をかけて行ったという。そしてさらに自ら磨いて、最終的にはメタリックグレーに仕上げた。

しかし、長い時間をかけてスーパーカーを完成させた後、彼はこれまで考えもしなかったような困難に直面した。その問題は、「車を地下室から出す」ということである。結局、穴を掘って地下の壁の一部を取り壊し、そこから引きずり出す必要があった。

最終的に、イムホフはこのレプリカ・カウンタックを販売した。このプロジェクトの間、彼は私生活においても様々な問題を抱えていたため、車を維持することは悪い思い出を持ち続けることでもあったのだ。ある意味で、このカウンタックを手放すことは彼にとって治療的な意味を持っていたのであった。