800km以上の旅でル・マンへ!ポルシェがタイカンのセーフティカーを導入

ポルシェは、ポルシェ・カレラカップのドイツシリーズでタイカンのセーフティカーをデビューさせた。タイカンが耐久レースに参戦するのはまだ先になるであろうが、その未来に向けたひとつの取り組みである。

トラック上で白熱の戦いを繰り広げるポルシェ911 GT3カップカーはキャリアで運ばれたが、このセーフティタイカン・ターボは異なっていた。ル・マン24時間のスタートに向けて、ポルシェ・カレラカップ・ドイツのプロジェクトマネージャーであるフルイ・イサークが、800km以上を走ってきたのだ。

タイカンのセーフティカー

旅は、ビーティヒハイムビッシンゲンのポルシェ・ドイツの本社から始まった。Porsche Deutschland GmbHのCEOであるAlexander Pollichが見送りをし、旅がスタートした。電気自動車は、充電時間の心配などがあげられるが、この旅ではそのような時間も有効活用して過ごすができるということを証明するためでもあった。

「ドライバーは、充電ポイントでバッテリーを補充できるだけでなく、文化的および美食のハイライトを取り入れることもできます。さらに、ポルシェのテクノロジーパートナーであるイオニティの高出力充電ステーションは、欧州の高速道路に沿って設備されています。800ボルトのテクノロジーを採用しているので、コーヒーを飲んでいる時間でタイカンを充電できます」イサークは話す。

道中では、 La Chartre-sur-le-Loirのホテルデフランスの前で撮影も行われた。1971年の夏に、ル・マンまでのトランスポーターのピックアップを待っていたデレックベルとジョー・シフェールが、この場所にさりげなく駐車していたポルシェ917 LHをおさめたショットは、ポルシェの歴史における素晴らしいスナップショットのひとつである。ル・マンまでの道のりにあるガソリンスタンドには、世界で最も有名な24時間レースの画像や記章が貼られているというのも旅の喜びであろう。

このセーフティカーは今後も各地で見ることができるそうなので、いずれ日本にもやってくるかもしれない。