熱帯魚EC「ネオス」、コロナ禍でも好調、セットで新規獲得を【新規を狙う】

カーンズは2008年より、アクアリウムや、熱帯魚の生体を販売するECサイト「ネオス」を運営している。直近3年は前期比で20%以上の増収が続いているという。コロナ禍の5~8月度は、月商が、前年同月比約2倍のペースで推移しているという。

「コロナで、在宅時間が増えた影響か、新規客が増えた。熱帯魚を飼うには、何が必要かという、初歩的な問い合わせが寄せられることも増えている」(ウェブプログラム&デザイン部・岸宗伯氏)と話す。

同社では、新規顧客のニーズを捉えた、税込1万円の新規用の水槽セットの売れ行きが好調だという。水槽、ヒーター、餌など飼育に最低限必要となるものから、網や交換時の水槽など、継続的な飼育に必要となるものまでを全てセットにしているという。


人気の初心者用セット

ECサイト上には、質問用のフォームを設けている。質問が多い項目については、ECサイトの改善の参考にしているという。「『この魚とこの魚を一緒に飼っても平気か』といった問い合わせが多かった。当サイトには400種類の生体がいるので、たしかに個人で相性を調べるのは大変だと感じた」(同)と話す。そこで同社はECサイト上に、「混泳相性検索」のページを作成した。2種類の生体を選択し、検索すると、相性が表示される仕組みになっている。

同社では、商品ラインアップの拡充にも注力しているという。創業当初は生体とアクアリウムのみだったが、爬虫類や小型動物の飼育用品などまで含め、日々取り扱い品目を増やしている。「ECではサイトを見つけてもらうことが重要、ラインアップを増やすことにより、サイトへの流入拡大につなげたい」(同)と話す。

生体を取り扱うため、同社では発送にも工夫を凝らしている。夏であれば保冷剤を同梱することもあるし、冬は使い捨てカイロを使うこともある。生体の種類によって、適切な温度も違うので、気をつけなければならないのだという。

「当社では400種類の生体の取り扱いがあるが、これは実店舗ではなかなか真似できないと思う。ECサイトでも日々工夫して、売り上げを伸ばしていきたい」(同)と話している。


「ネオス」
https://www.rakuten.ne.jp/gold/fish-neos/