左から島崎遥香、阿部純子、太田莉菜、片山友希、石川恋。(c)「だから私はメイクする」製作委員会

劇団雌猫・シバタヒカリ原作によるTVドラマ「だから私はメイクする」で各話の主役となるゲストキャストが公開された。

10月7日よりテレビ東京「ドラマパラビ」枠で放送されるドラマ「だから私はメイクする」。第1話に登場するメイク道を極める会社員・錦織笑子役を島崎遥香、第2話に登場する推しネイルにハマるマンガ家・川松奏子役を阿部純子、第3話に登場する美と仕事を両立させるキャリアウーマン・北郷兎咲役を太田莉菜が演じる。また第4話の、職場で男性目線のアドバイスにうんざりしているOL・亀山玲央奈役を片山友希、第5話の自分に自信が持てない元絵画教室講師・月野輪子役を石川恋が担当。さらに第6話では、神崎恵演じる主人公・熊谷すみれの過去が描かれる。

「だから私はメイクする」は「浪費図鑑」で知られるアラサー女性4人からなるサークル・劇団雌猫の書籍を原案とし、フィール・ヤング(祥伝社)でシバタヒカリにより連載された作品。社会や自意識と戦う女たちの悲喜こもごもが、メイクという題材を通じてオムニバス形式で描かれている。

島崎遥香(錦織笑子役)コメント

最近、私自身自分に合うメイクは何なのかを考えメイクさんに相談したりYouTube をみて勉強したりと試行錯誤している中で今回のお話をいただき、是非やらせていただきたいと思いました。素直に嬉しかったです!
台本を読み終えた後、私自身何故メイクをするのかをふと考えさせられて、当たり前の様に多くの人々がメイクをしていて、メイクをする理由など人に聞いたことがなかったけれど、そこには必ず1人1人メイクをする理由があって、改めて考えてみると深くて面白いなと思いました。
笑子は『自分とはこうだ』というものがありカッコいいなと思いました。
笑子は言葉にはしていないけれどどこかで、モテメイクってなんだ!流行りってなんだ!
周りの目がなんだ!そういうちょっとした反抗心が実はあったりするのではないかなと思うんです。でも私はそこが凄く好きで、そんな笑子を私がやらせていただけたことが嬉しくてスタッフの皆さんに感謝します。
メイクをする理由は年齢や性別は関係なく人それぞれで、時と場合によって変えたり、服装やヘアに合わせてどんなメイクをするのかを考えたりします。
自分らしさを自分の手で表現できる自由さがメイクの素敵なところだと思うのでそんな思いがこのドラマにはたくさん詰まっていて多くの方が共感し楽しんでいただける作品になっていると思います。楽しみにしていてください!

阿部純子(川松奏子役)コメント

綺麗になりたい!という気持ちに応えてくれる物語。1話毎に美容家の神崎恵さんにアドバイスをもらえるなんて贅沢なドラマだなと思いました。また、同世代の山中遥子監督とご一緒出来たことも嬉しかったです。
アイドルオタク兼、漫画家。自分の世界をしっかり持つ女の子です。今までに演じたことのない、変化球ですが、現場では、とにかく伸び伸びと演じさせて頂きました。
神崎恵さんに美容の指南を受けるシーンが見どころ。綺麗になるって、自信を持つこと。
ネイルとの出会いがきっかけで、本当にやりたかったことに奏子は近づいていきます。そんな瞬間を見て頂きたいです。

太田莉菜(北郷兎咲役)コメント

ルッキズム問題など、今取り上げられている生き方やこれまでの私たちの容姿に対する価値観のあり方など、それをドラマで取り上げるのがすごく新鮮でしたし、声をかけていただけてとても嬉しかったです。
ストレートに自分の欲しいもの、必要なものが分かってそれを手に入れる潔さがすごく気持ちよかったです。
そこに行き着くまで彼女も様々な悩みや天秤にかけることがあったのもわかるし、だからこそ自信ある振る舞いは演じている私も元気づけられる感じがありました。
世の中には美の基準や感覚などの固定観念がたくさんありますが、まずは自分のために楽しむこと!このドラマを見てホッとしたり、少しでも楽になれる方が増えることを願っています。

片山友希(亀山玲央奈役)コメント

テレビ東京のドラマにまた出演させていただけると聞き、嬉しかったです。
普段メイクはあまりしないので、知らないことに触れるのは勉強になり、キラキラのメイクや可愛い衣装を着ると、テンションが上がりました。
思っている事を口に出せない分、メイクやファッションで表現しようとしているのに、それもまた否定される…それでも楽しくオシャレしたい、という強さを感じました。
「だから私はメイクする」タイトル通り、一人一人のメイクする理由を楽しく見て何かを感じて頂けたら嬉しいです。

石川恋(月野輪子役)コメント

6話それぞれのヒロインがメイクを通して自分自身を受け入れ、自信を持ち、ポジティブに変わっていく様がどれも本当に素敵なお話で、女性として共感する点も多く、きっと多くの方に刺さる作品になるだろうと思いました。
また、監督さんを始めスタッフさんの多くが女性というのも新鮮で、その一員として今回参加できたことをとても嬉しく思います。
様々な場面で「いやいや、私なんて、、」と自分を卑下してしまう輪子や、自分に素直になれない、自信を持てない輪子にとても共感しました。
それは、私も輪子と同じようになかなか自分を認めてあげることができない時期があったからだと思います。
そんな輪子がある人をきっかけにメイクと出会い、みるみる変わっていく姿は、演じながら私自身とてもパワーをもらえました。
改めて自分の心に嘘をつかないこと、自分で自分を肯定してあげることの大切さを感じられましたし、それが皆さんにも伝われば嬉しいです。
メイクが上手くできた日や新しいコスメを買った日は、ウキウキしてそれだけでテンションが上がったり、メイクを通して違う自分になれたり、個性や自信に繋がったり、そんなメイクが持っているたくさんの素敵な魅力が存分に伝わる、とてもパワーをもらえる作品になっていると思います。
女性にとってのなくてはならないツールであるメイク。
今の時代は女性のみならず男性にとってもとても身近な存在だと思いますが、皆さんにとって今回の作品が改めてメイクを楽しむきっかけになれば嬉しいです。

ドラマ「だから私はメイクする」

テレビ東京:2020年10月7日(水)より毎週水曜日24:58~
Paraviで2020年10月2日(金)21:00~毎話独占先行配信

スタッフ・キャスト

原作:シバタヒカリ「だから私はメイクする」(祥伝社)
原案:劇団雌猫「だから私はメイクする」(柏書房)
出演:神崎恵、志田彩良、吉田朱里(NMB48)
ゲスト主役:島崎遥香、阿部純子、太田莉菜、片山友希、石川恋
監督:ふくだももこ、山中瑶子、岸本鮎佳、松嵜由衣
脚本:坪田文