エクステリアECの「ガラス建材の高山」、住宅トレンド取り入れて訴求【売上アップの決め手】

網戸やサッシ、エクステリアのECサイト「ガラス建材の高山」を運営する高山ガラス店は、2010年から楽天市場に出店している。今年で10年目を迎え、EC売上高は、開設した当初の10倍近くに成長。2020年3―8月期(中間期)の売上高は、前年同期比2倍に伸長している。

同社は、1967年に創業し、現代表の高山健市社長は3代目となる。ネットショップは現社長が始めた。「建築業の他社と同じことをしていても生き残れない。だからECを始めた」(高山健市社長)と言う。手探りで、これまで地道に勉強しながら取り組んできた。商品ページの作り方だけでなく、モール内における集客方法も、試行錯誤を繰り返してきた。広告投資よりも、モールが行っているセールイベントや、店舗独自の送料無料策、ポイントアップなどの販促が効果的だったという。

販売商品が、住宅系商材ということもあり、住宅のトレンドや動向を取り入れた販促を強化。「同じ商品でも、今年売れたものが来年も売れるとは限らない。2~3年ごとに売り方や見せ方を変える必要がある」(同)と話している。


販売が好調な玄関用網戸

開設当初は、窓の販売がほとんどだったが、現在はサッシ、エクステリアなどの販売も拡大している。工事が対応可能エリアとそうでない地域の2種類を商品ページに掲載し、それぞれ使い分けた販促も行っている。昨今は工事費込みのニーズも高まっており、「1回の注文で済ませたいユーザーや、一つの会社に全部やってもらいたいというニーズもある。中には、安くできる業者を探す人もいるが、全て任せることで安心するユーザーも多いと感じる」(同)と話す。

EC売り上げが伸長していく中、課題もあるという。「商品は製造することではなく、どのようにパッケージ化して売っていくのかが課題」(同)と考えている。「当社から売り込んでいく施策を行い、検索エンジンにヒットする情報発信をしていきたい」と話している。


「ガラス建材の高山」
http://takayama-glass.com/