上から91、58、90という抜群のスタイルを誇るグラビアアイドル・高橋凛の新作イメージビデオ『高橋凜が家政婦だから調子に乗って水着姿で身体を洗ってもらっちゃう、そんな世界。』、『高橋凜は同棲中の彼氏に毎日ビキニ姿を見せたりするらしい、そういう世界』(制作:FANTASTICA)が、PICMO VRで見放題配信中だ。コロナ禍を機にグラビアアイドルという仕事への愛を改めて実感できたという高橋に、新作の見どころをはじめ、20代からの変化や憧れの存在について語ってもらった。

グラビアアイドルの高橋凛

高橋凛

――まずは2本の新作について。それぞれどんな魅力がある作品になっていますか?

『家政婦だから調子に乗って』の方は、主人公の男性がクーラーを直そうと思ったら、失敗して骨折しちゃうという(笑)。コメディタッチな導入部になっていて見やすいと思うんです。それで私が家政婦としてやってきて、ご飯を作ってあげたり、体を洗ってあげたり、マッサージをしてあげたり。あと「DVDを探してきて」って言われるんですけど、DVDが見つからないので「じゃあ目の前でグラビアポーズをしてあげるね」と言って、私がグラビアポーズをします。本職にも近いような感じの話になっているんですけど、とにかくこっちの私は、尽くしまくる(笑)。「ずーっと尽くします!」っていう感じの私を見ていただけると思います!!

『同棲中の彼氏に』の方は、1日目と2日目で設定が別れていて、1日目はレースクイーンの格好です(笑)。彼氏のことが大好きな設定なんですよ。会いたい一心で、パーカーを羽織って現場から衣装のままで帰ってきちゃう(笑)。「早く会いたいから帰ってきちゃった」っていうセリフもあるんです。2日目は、ポリスの格好をしています。不思議な衣装ばっかりです(笑)。あとネグリジェを着て、最終的には下着になるんですけど、ゴロゴロしてマッサージしてあげたりっていう、日常にありそうな、でもなさそうな設定になっているんです(笑)。こっちはスタッフさんと話し合って、「なかなかしないコスプレで、何がありますか?」ってなったら、レースクイーンとポリスはグラビアDVDではしてなかったので、選ばせてもらいました。

――それぞれの作品でこだわったポイントは?

DVDと違って、VRはスタッフさんも入らずに、カメラと1対1でやるので、より近くに感じてもらえるように、私からカメラに近づいて、身近にいるよっていうのをアピールしにいきましたね。セリフとかもなくて、流れで自分の好きなようにやっていいよって言ってくださったので、素の自分に近い感じで話しかけたり。仕草も全部、素に近いです(笑)。

――「家政婦だから」では献身的にお世話してくれますが、もし高橋さん自身が家政婦になったとして、「これは自信があります!!」という家事は何ですか?

洗濯物を干す(笑)。あと、トイレとかお風呂場のカビ取りは、好きなのでやるんですけど、出来栄えはどうかわからないです(笑)。

――家政婦さん役にチャレンジしてみて、いかがでした?

現実的な家政婦というよりは、「大好きな人を癒す」みたいな感じの妄想で、私もやらせてもらったので、大好きな人に尽くすっていうところでは、すごくやりやすかったですね。自分も尽くされるのが好きなので、もし自分が男性側だったら、こういうことをしてもらったらキュンと来るな・嬉しいなっていうのを考えてやったので、見てくださる皆様の胸がきゅんと来たら嬉しいですね。

――「高橋凜は同棲中の彼氏に」では、高橋さんと同棲している様子が描かれますが、高橋さんが誰かと同棲するなら、一緒に暮らすうえで譲れないことはありますか?

まず、お掃除をまめにすることと…家事は全体的に半々でやりたいです。私も働くのが大好きなので。あと、一人になりたいときは一人にしてくれること(笑)。

――綺麗好きですか?

変なところで綺麗好きなんですけど、変なところですごくずぼらです(笑)。

――自分でずぼらだなと感じるところは?

掃除したっていっても、隅々まで埃が取れてなかったり。見える範囲だけきれいにするけど、隅々までは知らないよって(笑)。だから一緒に暮らすなら、そこもカバー出来る人がいいですかね。

――8月9日に30歳になった高橋さんですが、20代を振り返るといかがですか?

怒涛でしたね(笑)。新潟からこっちにひとりで出てきて、就職をして社会人も経験して。そのあとに新潟に帰ろうと思ったんですけど、お洋服が好きだったのでアパレルで働きたいと思って、109とかで働いたり。すごいギャルだったんですよ。見た目だけ(笑)。テイストがギャルのお店だったんです。それから芸能界にスカウトされて、グラビアをやり始めて、グラビアのお仕事はもちろん、絶対に自分はしないだろうと思っていたお芝居のお仕事もできて。色々やり始めたので、20代を振り返ると、こんなに楽しい人生があるのかっていうくらい、色々経験させてもらいました。

30代は…悟りを開いた感じですかね(笑)。いろいろ振り返って、これからは色々なところに気が配れるような人になりたいと思いました。お仕事に関してはいろいろやりたくて、高橋凜としての芸能活動をさせてもらうのは、ずっとやろうと思っていて。お芝居も大好きだから、お芝居もやりたいですし、色々な顔を見せられたらと思いますね。

――グラビアのお仕事が好きになったきっかけは?

撮影会やイベントをやっているんですけど、そういう時に会いに来てくれる方と接したりか、あとはインスタグラムでもコミュニケーションを取れる機会があるので、ユーザーの方とお話をさせてもらったときに、こんなに応援してくれている人がいるんだって思います。今でもこうして活動できているのは、本当にファンの方やスタッフさんのおかげだなと思いますね。

――さきほどギャルだったというお話がありましたが、過去と比べて、性格面で変化したところはありますか?

デビューしたころにお仕事したスタッフさんに会うと、「こんな子だったっけ?」って言われることが多くて(笑)。昔はすごく緊張していたし、それこそ何かわからないけど警戒心があったり。大人しめな子って思われがちだったんです。でも、一度事務所を離れて、1年フリーになったことがあったんですけど、その時に自分を解放できるようになって、それがきっかけで高橋凜になって(改名して)から「凜ちゃん、こんな感じの子だったんだ」って言われることがすごく多くて。「いい印象になった」って言ってもらえるので、ありのままを出せてよかったなって、今では思います。

――フリーになるという決断に、不安は?

事務所を辞めて、とりあえず1年間自分と向き合おうと思って、フリーになって。それでも、イベントとかはそれまで通りに続けられたりしていたので、フリーになった実感はほとんどなくて。周りの人が守ってくれたりもしていたんですよね。でも改めて、もっと上に行きたいし、もっと信頼できるスタッフさんとお仕事を一緒にしていきたいなと思ったので、今の事務所に入ることを決めました。

――30代は、グラビアアイドルとしてどんな風に歩んでいきたいですか?

今までは若づくりをしようと思っていたんです(笑)。前髪も短めにして、幼さを残そうとしていたんですけど、30歳以降にどういうグラビアをしたいかって考えたら、30歳にしか出せない魅力とか、自然に年を取っている感じを、お届けしたいと思ったんです。今までより一層セクシーで、Hなお姉さんみたいな感じになれたらいいなと思っています。喋り方が結構幼いと言われるので、そこでギャップを感じてもらえたらいいんじゃないかって。見た目は大人っぽい感じで行こうと決めました。

――そんな高橋さんが目標にしている存在はいますか?

原幹恵さんです。出身が同じ新潟で、全てバランスがよくて、お肌もきれいだし…すごく大好きなんです。一度お会いしたことがあって、それまで恐縮ながら「似てるね」ってファンの方が言ってくださることも多かったんですけど、2ショットで撮ったら、やっぱり全然違って(笑)。本当に、「幹恵様!!」って感じになって。最初は幹恵さんを参考に、画像を見ていたりしました。

――確かに似てますね。原さんに近づいていけている感覚はありますか?

全然まだまだなんですけど、幹恵さんも、ドラマとかお芝居もされて。バラエティも幅広く 活躍されていたので。私も親とかに見てもらいたいという思いもありますし、地元の新潟にも、そうやって届けられるように、幹恵さんのように有名になれたら嬉しいなと思います。

――コロナ禍や自粛期間を通じて、お仕事に対する向き会い方や、ファンの方への思いで、変わった面はありましたか?

会えるのが当たり前じゃないんだって、すごく実感して。毎月イベントとかで会えていたのに、お会いできないので、リモートのテレビ電話とかでファンの方の顔を見て話していたら、顔を見た瞬間に泣きそうになっちゃったり。より一層、ファンの方への思いが強くなったし、コロナがきっかけでこのお仕事をやめようかなってなっている人もいるんですけど、私はそういう考えはなしに続けたいなって思ったので、「私はこのお仕事が大好きなんだな」って、改めて実感しました。

高橋凛

1990年8月9日生まれ。新潟県出身。3サイズは上から91、58、90。スカウトを機に芸能界入りし、グラビアをはじめ、バラエティや舞台にも多数出演。過去には「日テレジェニック2015」「MFGエンジェルス2019」のメンバーとしても活動していた。Instagramのフォロワー数は33万人を超えており、今年4月にはYouTubeで「高橋凛ちゃんねる」を開設した。