JR東日本盛岡支社と三陸鉄道、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道は、「北東北ローカル鉄道の旅 列車で行こうよ、どこまでも。」をキャッチフレーズに、ローカル鉄道による旅の魅力を発信する特設サイトを開設し、動画の配信を連携して行うと発表した。

  • コンセプト動画カット(イメージ)

この取組みでは、新型コロナウイルス感染症の影響で鉄道利用者が減少する中、「ローカル鉄道に乗ること」を観光コンテンツのひとつとして魅力を発信することにより、ローカル鉄道を利用した北東北の周遊を促進する。

北東北のローカル鉄道が持つ「車窓から見える自然豊かな景色」「ゆったりとした時間の流れ」「沿線に住む人々や鉄道に携わる人々の温かさ」といった魅力を感じてもらい、「旅の楽しさは、鉄道が取り戻す。」をコンセプトに、北東北でローカル鉄道に乗って旅をすることの魅力を発信する。

特設サイトはJR東日本盛岡支社のサイト内に開設され、北東北エリアの周遊にお得な各社のきっぷ情報や、各社の社員による沿線の見所の紹介、各地域で頑張る観光関係者を応援する「北東北旅行で応援プロジェクト」などを掲載する。

コンセプト動画は沿線で撮影した各社の車両映像を中心に、北東北のローカル鉄道が持つ魅力を訴求する内容に。「I've Been Working on the Railroad(線路はつづくよどこまでも)」をBGMに採用し、オリジナルの歌詞と編曲によってコンセプトを体現した内容となる。動画は特設サイトをはじめ、ウェブ上で広く展開するほか、JR東日本の駅に設置されたデジタルサイネージ(128カ所)など各社のもつ媒体で9月23日から順次配信・放映する。