オンワード樫山、環境貢献型オフプライスストア展開 衣料品リサイクルの拠点に

オンワード樫山は9月18日、新業態となる環境貢献型オフプライスストア「Onward Green Store(オンワード・グリーン・ストア)」の1号店を千葉県柏市の「モラージュ柏」にオープンした。衣料品リサイクルの拠点として活用。引き取った商品はリアルやECで販売する。

「Onward Green Store」は、「つくった製品(服)には最後まで責任を持ち、廃棄することなく循環させることにより、地球環境に貢献していく」というオフプライスストア業態。「23区」「自由区」「組曲KIDS」「J.プレスKIDS」「any FAM」などの同社ブランド品を常時オフプライスで販売するという。現時点での取り扱いブランドは11ブランド。今後は他社が展開するブランドを含め、取り扱いブランドの拡大をしていくとしている。

「Onward Green Store」では、同社グループの衣料品の引き取りを常時実施する。利用者は、持ち込んだ衣料品1点につき、同ストアを含む全国のオンワード樫山のショップで利用可能な「オンワードグリーンポイント」500ポイントを受け取ることができるという。



同社グループは、生活文化企業として人々の豊かな生活づくりに貢献するとともに、「地球環境の保全」を経営の重要課題として捉え、人と環境にやさしい企業を目指すとし、自社の衣料品を顧客から引き取り、可能な限りリユース・リサイクルすることで衣料品循環システムの構築を目指す取り組み「オンワード・グリーン・キャンペーン」を行っている。「Onward Green Store」における衣料品の引き取りも、この取り組みの一環となる。

衣料品のリユースでは、状態の良い品を選別し、クリーニングを施した後、環境コンセプトショップ「オンワード・リユースパーク」(東京・吉祥寺/ECサイト)にてチャリティー価格で提供。収益は環境・社会貢献活動に役立てるという。リユースできない衣料品は、毛布や軍手等にリサイクルし、日本赤十字社の協力のもと国内外の被災地などへの支援に活用していくとしている。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」による衣料品の引き取りは、同取り組みに賛同する百貨店やショッピングセンターとの共同開催により、2009年から春と秋の年2回定期的に実施しており、2020年8月までの23シーズンで、累計約90万名から約480万点の衣料品が提供されたという。今回オープンした「Onward Green Store」では、店舗営業中はいつでも衣料品の回収を行う。