GitHubは米国時間2020年9月17日、コマンドラインからGitHubの各操作を実行する「GitHub CLI」の正式版をリリースした旨を公式ブログで発表した。公式サイトからWindows版やmacOS版、Linux版バイナリーのダウンロードが可能だが、Windows環境でscoopをお使いの場合は、「scoop bucket add github-gh」「scoop install gh」、Chocolateyをお使いの場合は、「choco install gh」でインストールできる。

  • バージョン1.0に達した GitHub CLI(公式ブログより抜粋)

    バージョン1.0に達した GitHub CLI(公式ブログより抜粋)

GitHub CLIを用いることでリポジトリのクローン作成や検索、プルリクエストの作成、プルリクエストをチェックアウトし、diffで差分を確認するといった、開発における日常的な操作がコマンドラインから操作できる。また、任意のコマンドをエイリアスとして登録する機能も備えており、自身の開発スタイルに沿ったカスタマイズも可能だ。なお、GitHub CLIはGitHub.com、およびGitHub Enterprise Server 2.20以降に対応する。

GitHub CLIは2020年2月にベータ版をリリースし、25万件を超えるプルリクエストや、35万件を超えるマージを経て、正式版に至った。

阿久津良和(Cactus)