アスクル、第1四半期の通販売上2.6%増 BtoB・BtoCともに拡大、通期業績予想を上方修正

アスクルの2020年6−8月期(第1四半期)の通販売上高は、前年同期比2.6%増の980億200万円だった。BtoB事業、BtoC事業が双方とも伸びている。新型コロナウイルス(コロナ)の感染拡大でBtoCはマイナス、BtoCはプラスの影響を受けている。ただ、BtoB事業でも影響は想定より軽微であるとし、通期業績予想の上方修正も行った。

BtoB事業の売上高は、前年同期比2.0%増の811億2200万円だった。コロナによるオフィス用品の需要減を見込んでいたが、感染対策商品の需要増やECでの購入ニーズの拡大により、顧客数が増加したことで増収となった。

BtoC事業の売上高は前年同期比5.4%増の168億8000万円、ロハコの売上高は同5.4%増の129億2900万円だった。コロナの影響で注文数が増加しており、ヤフーの「PayPayモール」での売り上げも伸びた。

通販事業の営業利益は、前年同期比174.3%増の34億4200万円となった。BtoC事業での収益改善の取り組みが進捗し、粗利率の向上につながっている。

直近の業績動向を踏まえ、通期業績予想を修正した。2021年5月期の売上高は、前回予想比0.8%増の4063億円に修正した。営業利益は前回予想比27.8%増の92億円、経常利益は前回予想比28.6%増の90億円、当期純利益は前回予想比11.1%増の50億円に上方修正している。