ベイクルーズ、EC売上高が500億円突破 前期比29%増、自社EC比率は77%

衣食住美の幅広い分野で70を超える多様なブランドを展開するベイクルーズの2020年8月期のEC売上高が前期比29%増の510億円になった。自社ECサイトの売上高は前期比37%の391億円となっており、EC売上高全体における自社EC比率は77%に達した。

自社ECサイト「ベイクルーズストア」は2016年~2017年に倉庫在庫、店舗とECの会員情報を統合し、オムニチャネル化を推進。売上高は毎年成長を続け、ここ3年間では1.9倍の成長を遂げている。

オムニチャネルで実現した統合プラットフォームをベースにリアルタイムに顧客を理解し、顧客一人一人に価値あるショッピング体験を提供するユニファイドコマース戦略の推進により、店舗とECのクロスユース率と購入平均単価が向上したという。

ブランド横断型のEC専門組織作りを実現。コア機能であるエンジニア、アナリスト、マーケターなどを内製化することで、よりスピーディーにコントロールが可能な組織へ成長している。

コロナウィルスの影響によりリアル店舗の休業や集客減を余儀なくされるなか、ECへの購買シフトが加速した。

今後はオンラインとオフライン双方の体験価値を融合した実店舗のデジタル化(デジタルストア)を実現。チャット接客やビデオ接客、ライブコマース、SNAP、動画、リモート接客などデジタルでの接客の強化する。さらに、オンライン経由売上の可視化(評価)を実現する。

ベイクルーズの上席取締役副社長(EC統括長) 野田晋作氏は、「お客さまにより多くの価値を提供するために、店舗とEC含めて全社一丸となって取り組んだ結果だと考えております。これからお客様の生活様式、購買行動が著しく変化していくであろう激動の時代において、自由度が高く、スピード感を持った対応が可能な自社ECサイトの役割は、ECでの売上だけでなく、店舗売上の獲得においても更に重要度を増して行くと考えています」とコメントしている。