高級ハイレゾプレーヤーで知られるAstell&Kernの創設者、James Lee氏が新たに立ち上げたオーディオブランド「Kontinum」(コンティナム)。その第1弾製品「K100」をホワイトストーン・ジャパンが取り扱い、9月18日に発売する。EV用バッテリーを搭載して電源を強化したハイレゾプレーヤーで、価格はオープンプライス。店頭価格は税別158,000円前後を見込む。

  • Kontinum K100

    Kontinum「K100」

予約受付を9月14日より開始。また、フジヤエービックPart3(東京・中野)と、e☆イヤホン各店(秋葉原、名古屋大須、大阪日本橋、梅田)にて先行試聴を行う。

  • Kontinum K100

K100は、現状のハイエンドポータブルプレーヤーの消費電力が高く、バッテリーが劣化しやすい点に注目して開発。オーディオプレーヤーにとって電源は重要な要素であり、Kontinumは「最新DACに伴うスペック競争に囚われず、電源という重要な要素から大胆に発想し、その本来の性能を余すことなく引き出し、持続可能な新次元の音楽体験を目指す」としている。

  • Kontinum K100

    Kontinumのロゴマーク

電源には、電気自動車(EV)市場向け規格の21700サイズに準拠した、容量4,900mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載。本体下部の膨らんだ部位に、メイン基板から独立した「バッテリーハウス」を設け、ここにバッテリーを収めている。これにより放熱効率を高め、熱によるバッテリーの劣化と性能低下を抑える。

  • Kontinum K100

    「バッテリーハウス」(本体下部の膨らんだ部位)を装備

  • Kontinum K100

    EV向け規格の21700サイズに準拠した、容量4,900mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載する

DACチップは旭化成エレクトロニクス「AKM4497EQ」を2基採用し、オーディオ専用シグナルプロセッサー(XMOS)も搭載。DSD256(11.2MHz)までのネイティブ再生と、最大384kHz/32bitまでのPCM再生、MQAフルデコードをサポートする。

DSPモードを実装したXMOSとの独自のソリューションにより、「他に類を見ない完璧な32bitデータデリバリー処理を実現し、高性能DACへの徹底的な最適化で音源本来のサウンドを引き出す」と説明している。ボリュームは150段階で調整可能だ。

  • Kontinum K100

    回路構成

2.5mm 4極のバランス出力と、3.5mmアンバランス出力(光デジタル・ライン出力兼用)を搭載。高性能バッテリーの性能を活かした高出力アンプを備え、最大出力レベル(無負荷時)はバランス接続時で8Vrms、アンバランス接続時で4Vrmsを実現する。

  • Kontinum K100

    2.5mm 4極のバランス出力と、3.5mmアンバランス出力を装備

本体ストレージの容量は128GB。microSDカードスロットを1基備え、最大2TBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードが利用できる。USB Type-C端子(充電・データ転送兼用)を備え、USBデジタル出力にも対応。IEEE 802.11 b/g/n準拠の無線LAN機能や、Bluetooth機能を備える。

本体に5型/720×1,280ドットのIPS液晶パネルを備え、タッチ操作に対応。Android OSをベースにカスタマイズした独自システムを採用しており、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスの再生アプリ(APKファイル形式)などを追加できるという。Google Playストアには非対応。その他、プレイリスト機能や10バンドのイコライザー機能を備える。

  • Kontinum K100

    Android OSをベースにカスタマイズした独自システムを採用

バッテリーハウスは本体を持つときのグリップにもなり、縦横どちらでもしっかりホールドできるという。バッテリーは交換可能。なお、K100のバッテリーは、電気自動車で採用しているバッテリーと同一の仕様ではない。

  • Kontinum K100

    バッテリーハウスは本体を持つときのグリップにもなる

連続再生時間は最長約8時間(DSPモードAuto、44.1KHz/16bit、Vol.75,32Ω、LCDオフ時)。充電時間は4時間。本体サイズは133.5×82.5×16.8mm(縦×横×厚さ)で最厚部は34.5mm。重さは約295g。ウェストバッグ、本体を縦置きできる革製スタンド、本体ポーチが付属する。

なお、ブランド名のKontinumは「連続体(continuum)」に由来。「音楽は連続体(continuum)であり、繊細に刻々変化する要素が一貫して進行する。この連続体を、お気に入りのアーティストがデザインした細部に至るまで、余すことなくユーザーに届けることがKontinumの使命」としている。

  • Kontinum K100

    本体を縦置きできる革製スタンドなどが付属する