自己肯定感とは、自分を価値がある存在と認識し、肯定できる感情のことを指します。自分を価値がある存在と認識するのは、他人からの評価ではなく自分がどう捉えているかの感覚です。

些細なことで落ち込まず、常に前向きな気持ちでいられる秘訣に、自己肯定感が高いことがあると言われています。本記事では、自己肯定感を高める方法について紹介していきます。興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

  • 自己肯定感を高めることの重要性や、その方法をご紹介します

自己肯定感とは

自己肯定感は、自分で自分を評価することによって自分が大事だと感じることです。似たような言葉に自尊心がありますが、自尊心は自分自身を尊重する気持ちです。仮に自己肯定感が低かったとしても、自分を尊重する気持ちがあれば自尊心が高くなるケースはあります。

自分を尊重する際に自分に対して肯定的な気持ちが生まれることがあるので、自己肯定感と混合してしまうことがあるでしょう。

自己肯定感が高いとよい理由

自己肯定感を高めると具体的にどのようなメリットがあるか気になる方もいるのではないでしょうか。具体的にみていきましょう。

理由1:積極的になる

自己肯定感が高いと、肯定的な視点を持てる、楽観的に考えられるという特徴があります。そのため、何事にも前向きになり、物事に対して積極的に取り組むようになるでしょう。

ミスをしてもくよくよせず、失敗を糧にしてそこから自分の成長を考えたり、その後も失敗を恐れずに積極的に行動したりしていくでしょう。

理由2:余裕ができる

自分をそのまま受け入れるため、気持ちが安定し、生きていることを楽しむ余裕が生まれます。心の余裕が生まれるので、他人と自分を変に比べたりせず、自分も相手も尊重できるようになるでしょう。他人の評価に振り回されることもなくなります。

  • 自己肯定感が高いとよい理由とは

自己肯定感を高める方法 (方法1~8)

自己肯定感の重要性がわかったところで、具体的にどのように自己肯定感を高めていければいいのか気になる人もいることでしょう。

自己肯定感を高める方法には、以下のような方法があると考えられています。

・ダメな部分を書き出す
・短所や弱点をポジティブな言葉に変える
・人付き合いを変える
・言葉使いを変える

肯定感を高めれば、ネガティブな自分を変えることにつなげていけるでしょう。毎日を楽しく幸せに過ごすことにもつながっていくので、これから紹介する方法の中で自分にできることから始めてみましょう。

  • 自己肯定感を高める方法を学びましょう

方法1:ダメな部分を書き出す

自分がダメだと感じる部分があればあるほど、心の中は不安でいっぱいになります。一度考えを整理するためにも、ダメな部分を書きだしてみましょう。

ありのままを受け入れることが自己肯定には必要になります。自分のネガティブな部分を書き出した後は、最後に自分を許す文言を追記することが大切です。

自分のネガティブな部分を書く

ダメな部分を書き出すには、自分のネガティブな部分を書いていきます。例えば、「私は人前で話すことが苦手だ」「私はミスが多い人間だ」「僕はこだわりが強くて頑固だ」「自分は言い訳がましいところがある」などです。

とりあえず思いつくまま自分が嫌いな部分を紙に書くだけなので難しく考える必要はありません。書いてアウトプットすることで、自分の課題が顕著になり、自己肯定感を高める第一歩になるでしょう。

最後に自分を許す文言を追記

人間は「区切りをつければ忘れられる」と言われています。ダメだと感じて書いた文の後に、「◯◯してもよい」と自分を許す文言を書いていきましょう。

例えば、「人前で話すことが苦手でもよいじゃないか」「ミスするくらい人間だから当然だ」「こだわりを持ってもいい」「言い訳してもいい、必要以上に知恵が働いただけだ」などです。許す文言を用意できたことで一区切りつけ、ポジティブに考えていきましょう。

方法2:短所や弱点をポジティブな言葉に変える

人間は、使用している言葉によって性格や行動に変化すると言われています。ネガティブな言い方をしていれば自分を嫌いになり、自己肯定感からは離れてしまうでしょう。

自己肯定感を高めるには、「せっかち」を「行動力がある」、「ネガティブ」を「感受性が豊か」、「ケチ」を「節約家」などのように、短所や弱点をポジティブな言葉に変換していきましょう。

方法3:人付き合いを変える

自己肯定感を高めるには、人付き合いを変える方法があります。人は周りの環境によって影響を受けます。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、周りにいる人が自己肯定感が低い人ばかりであれば、なかなか自己肯定感を高める方向になりにくいでしょう。

自己肯定感が高い人と近くにいれば、少しずつ考え方や言動にも変化が生まれていきます。意識して自己肯定感の高い人の近くにいきましょう。

方法4:言葉使いを変える

自己肯定感を高めるには、言葉使いを変える方法があります。日常的に肯定的な言葉を使うと、自己肯定感が高まるといわれています。

自己肯定感が低い人はネガティブな言葉を使いやすい傾向があるので、前向きな言葉に変換する癖をつけましょう。例えば、「もう嫌だ」を「○○になったら嬉しいな」、「きっと失敗する」を「成功する可能性を考えよう」、「要領が悪い」を「マイペース」、などです。

方法5:自分を最優先に考える

自己肯定感が低い人は他人の評価を気にするため、他人から悪い評価をもらわない行動を優先します。しかし、これでは自己肯定感が低いままです。

自己肯定感を高めることは、自分がしたいことや考え方を大切にすることから始まります。自分の思いや感情を優先し、それが周囲に肯定されたときに初めて自己肯定感が高まるでしょう。

方法6:ハードルは低く設定する

自己肯定感を高めるには、ハードルは低く設定する方法があります。高すぎる目標設定は、自己肯定感を下げる要因の一つです。失敗してしまうと「自分は駄目な人間だ」という気持ちが根付いてしまいます。

自己肯定感を高めるには達成感が鍵になるため、小さな成功体験の積み重ねが大切です。自分の行動結果が自分の満足するものであるためには、まず成功体験が必要であり、「こんなにできるんだ」という自分への肯定につながります。

方法7:イメチェンする

内面を変えたいとき、外見から一気に印象を変えることも大切です。自己肯定感が低い人は、お洒落に興味を示さない人も多いため、見た目から印象を変えて「自分はこんなに変われるんだ」ということに気づいてみましょう。

身なりを整えれば周りから褒められることもあり、変わった自分に自信がつけば、初対面の人との会話でも、堂々と対応できるようになるでしょう。

方法8:質問を焦点から変えてみる

自己肯定感が低い人は、「どうして自分はついていないんだろう」「やっぱり自分は才能がないから」など、ネガティブな問いかけが多いです。

このような質問が多いと否定的な方向に思考がいきやすいでしょう。自己肯定感を高めるためには、「どうやったら成功するのかな」「うまくいく方法を探そう」など、建設的な答えを導き出せるような質問に変えてみましょう。