メルカリ、有識者会議を実施 マーケットプレイスの役割を議論

フリマアプリのメルカリは8月12日、マーケットプレイスの基本的な原則を議論することを目的とした有識者会議の第1回を実施した。マーケットプレイスの持つ社会的な役割や、転売行為など規制すべき取引についての考え方を議論した。
 
「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」第1回では、「マーケットプレイスの果たすべき役割」について、出席した有識者が自由討論を行った。
 
議論は、①経済におけるさまざまな課題を解決する存在として②社会課題を解決する存在として③環境課題を解決する存在として④消費者などさまざまなステークホルダーの視点――という4つの観点を踏まえて行った。
 
議論を通じ、マーケットプレイスが持つ最大の社会的な役割・価値は、究極的には「資源配分の効率化・自由市場としての価値」という意見が上がり、大きな異論はなかったという。
 
メルカリを含むCtoC市場上で問題視されている転売行為といった、今後制限すべき取引の基準についての議論も行った。
 
「マーケットプレイスの機能を大幅に制限するのではなく、設計したルールをうまく微調整して市場機能を高める方向を目指べき」「どの出品物が禁止にあたるのか、線引きをして表明していく必要がある」といった意見が出席者からは上がったという。
 
「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」第2回は9月初旬の実施を予定している。過去のトラブル事例や対策を踏まえ、より実態に即してマーケットプレイスの原則について議論を進めていくとしている。