【インタビュー】欅坂46 メンバーが明かす秘めた想いと平手友梨奈が遺したもの

乃木坂46 に続く「坂道シリーズ」第2弾としてデビュー直後から常に話題を集めてきた欅坂46。そんな欅坂46を追ったドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』が9月4日(金)に公開される。

アイドルの枠を超えたライブパフォーマンスと独創的世界観で多くの人を魅了してきた彼女たちはどんな苦悩を持っていたのか。今作では、これまで表に出ていなかった“嘘と真実”が映し出されている。今回、映画公開に対する想いをメンバーである小池美波、小林由依、菅井友香、原田葵、守屋茜、渡邉理佐の6人に聞いた。

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──今作が公開されると聞いたときどう思いましたか?

菅井 「ついに欅坂46のドキュメンタリー映画を作ってもらえるんだ!」ってありがたい気持ちはあったんですけど、今まであまり裏側を見せてこなかったグループだったので、この作品をどう受け取ってもらえるのかドキドキしています。

渡邉 この映画を通して沢山の方が私たちの裏側を観ていただくことになると思うと怖かったりもするんですけど、それと同時にどういう反応をしてくださるのかなっていう楽しみな部分もあって。今まで見せてきた部分とこれから新しく知る部分を観ていただいて、より応援してくださったら嬉しいなと思います。

原田 やっぱり不安だったりもします。ライブや歌番組でも、同じパフォーマンスを100%できたかって言われたらそうじゃなかったときもあって、そういった姿を観るのは私たちも怖いなって思っちゃいます……。

小池 でも、このドキュメンタリー映画を観てまた欅坂46の見方も変わるかもしれないし、いろんな誤解や憶測も解くこともできるのかなって思っているのですごく楽しみにしています。



──今作ではグループ結成当初の懐かしい映像も流れます。改めて、欅坂46の加入当時を振り返るといかがですか?

菅井 初お披露目や初ライブなど全てが初めてで大変なこともあったけど今振り返ると本当に楽しかったし、希望に満ち溢れていました。

小林 やっぱり欅坂46に入って初めての握手会は、「私のことを応援してくれて、こうやって足を運んでくださる方がこんなにいてくれるんだ」ってすごく感動して。私がうれしいこともファンの方は一緒のように喜んでくれる。そういうファンの方がいてくれるから私たちも活動できているので、私たちもファンの皆さんの為に頑張ろうと思いました。

小池 私は関西出身なので上京しなくちゃいけなかったんです。今まで普通に生活してきたことが当たり前だと思ってたんですけど、それが当たり前じゃないってことに気づいたし、親や友達などいろんな人に頼ってきたんだなってことにも気づかされて。これからは全てにおいて自分でやらなきゃいけないし、何をするにしても全部自分が責任を持たなきゃいけないと思ったので、一瞬で生活も変わったし、自分に対する意識も変わりました。

──初単独ライブ『欅坂46 生中継! デビューカウントダウンライブ!!』(2016年3月)のことは覚えていますか?

渡邉 初めてのライブで国際フォーラムに立たせていただけるっていうこともすごいことなのに、デビュー前にも関わらず本当に沢山の方に来ていただけて。でも、当時はひたすら緊張していました。あの頃はずーっと緊張していて、必死に食らいつきながらやっていたなっていう思い出があります。

──映画ではみなさんの苦悩の日々も映し出されています。しかし、大変なことだけじゃなくて楽しかった思い出もたくさんあったと思います。

守屋 グループ結成後に行ったチラシ配りが楽しかったです! あとは、『不協和音』のMV撮影。すごく寒くて、みんなギリギリまでおしくらまんじゅうしたり、大変だったけど、その分思い出深いです。

小池 私は「KEYAKI HOUSE」(『黒い羊』特典映像。メンバーのみで一泊二日している様子を撮影したドキュメンタリー作品)です。宿泊施設にプールがあって、最初はあかねん(守屋茜)や尾関(梨香)とか数人しか入ってなかったのにみんな巻き込まれるようにどんどん入っていって。私はそんなメンバーを撮っていたんですけど、「こんなに笑うんだぁ!」ってくらいみんながニコニコしていたし素顔を見れて楽しかったです。



──ちなみに、今日までの活動で成長したなと思う部分はありますか?

原田 最初の頃は何も分かっていなくて目の前にあるものをただただ頑張らなきゃという気持ちになっていたんですけど、4年経つと少しずつ余裕も出てきて。いや、やっぱり余裕はないですけど(笑)。でも、自分が今何をしなきゃいけないのかと考えて周りを見れるようになったので、少しずつ成長しているのかなと思います。

──欅坂46は去年に東京ドーム公演を行いましたが、いかがでしたか?

渡邉 東京ドームはいつか絶対にライブで立ってみたいって思っていた場所だったので公演が決まったときは素直にうれしかったです。それと同時に平手(友梨奈)がもしかしたら最後のライブになるんじゃないのかなと何となく察してはいて。そういう意味でもすごく印象的でした。

──今作ではそんな平手さんの脱退までが収められており、皆さんも彼女への想いを語っています。平手さんがグループに残したものはなんだと思いますか?

菅井 彼女は最初からずっと作品に対する真っ直ぐな姿勢や、純粋に良いものを届けたいっていう想いを変わらずに持っていて、そういう部分で学ぶことが多かったです。自分がどういう状況であれ、妥協せずに作品作りする姿勢は本当に尊敬しているし、これからも大切にしていきたいと思っています。

小林 やっぱり一緒に話すと一番に考えているのがグループのことなんです。グループがこれからどう進んでいくのか、どうやったらもっと良くなるのか、そういうことをすごく考えていて。自分が悩んでいることが小さく思えるくらい大きなところを目指していたし、一緒にそれを叶えていきたいと思ってくれていたのがすごくうれしかったです。それに応えてあげたいと自分を奮い立たせてくれたのも平手の存在があったからだと思います。

小池 後ろから見る背中も本当にかっこよかったし、私もこうならくちゃと思いました。それに周りのこともすごく見てくれていて。メンバー全員を集めてグループのことを話し合ったり、悩んでいそうなメンバーがいたら寄り添ってくれたり。

原田 私も活動復帰後に「戻ってきてくれてありがとう」って嬉しい言葉をかけてもらいました。本当に優しくて、たくさんのことを与えてもらったなって思います。

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▽『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』
公開日:9月4日(金)