女優の石原さとみが主演するフジテレビ系ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(毎週木曜22:00~)では、27日放送の第7話に、女優の渡辺真起子と俳優のモロ師岡がゲスト出演する。

  • 渡辺真起子(左)とモロ師岡=フジテレビ提供

渡辺が演じるのは、私設秘書へのパワハラ疑惑が報道され、萬津総合病院に入院する国会議員・古賀万奈美。車に乗り込もうとすると記者に囲まれ、質問攻めにあう中で、押し寄せる記者に押され、倒れてしまう。そして、左尺骨にヒビが入り、萬津総合病院に入院する。

モロが演じるのは、古賀の第一秘書・鴨居健介。古賀からことあるごとに叱られるも、古賀に尽くそうとする。剛腕で実行力が売りだからこそ、世間の誤解を生み反感を買いやすい古賀を、誰よりも近くで見てきただけに、彼女が抱える苦悩や葛藤をよく知る人物だ。

渡辺は「なかなか、熱い人間模様がとても魅力的なお話でした。とにかく、一生懸命に参加していきたいと思います。私が演じる古賀は、おっかないですが、どうであれ芯の強い人に感じてもらえたらうれしいです。なかなかフォーカスされていなかった薬剤師の方々の物語に参加できたこともうれしかったです。いろいろな人の強い信念がどこへ向かうのかを、どうかお楽しみにしてください!」とコメント。

モロは「台本を読んで、初見で泣けました。号泣でした。社会的硬派なシーンもありつつ、最後は人間賛歌な作品で思わず応援したくなりました。人は病気以外にもさまざまな障害と戦っていかなくてはならない、決してくじけてはならないんだという気にさせられ、今の時代にもリンクし、元気をもらいました。この作品を見て、少しでも元気になって、どんなにつらい時でも生きる勇気を持っていただけたら幸いです」といい、11年ぶりの共演となる石原について「大変なスケジュールなのに、撮影の合間に私のようなおじさんの冗談にも付き合っていただいたり、昔、石原さんと出会った頃の作品の話までさせていただいたり、本当に楽しくご一緒させていただきました」と印象を語った。

野田悠介プロデューサーは「議員の古賀はやり方や発言が強引な所があり、たびたび問題視をされる人物です。人から何と言われようとも自分の信念を貫き通そうとする古賀を渡辺真起子さんが情熱的に演じています!古賀の秘書である鴨居は古賀の可能性にほれ込み、尽力しています。古賀の多少の言動にも耐えつつ、ひたむきに支える鴨居をモロ師岡さんが人情味あふれるキャラクターに演じてくださいました」と話している。

また、第7話は、第1話から登場している入院患者・簑島心春(穂志もえか)も、物語の重要なキーとなる存在になる。

  • 穂志もえか=同

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