ボブ・マーリー生誕75周年 写真で振り返る「反逆児」の素顔

生誕75周年を迎えたレゲエ・ミュージックのレジェンド、ボブ・マーリー。セックス・ピストルズなどの撮影でも知られる伝説的なフォトグラファー、デニス・モリスの写真を通じて彼の生涯を振り返る。

デニス・モリス氏が初めてボブ・マーリーと出会ったのは1973年、ロンドンのスピークイージー・クラブだった。「彼はサウンドチェックの最中に、イギリスの黒人青年の生活はどんなもんだい、と尋ねてきた」 当時イギリスの高校生だった写真家は当時を振り返る。興味をそそられたマーリーは即座に、ツアーに同行しないかと誘った。「次の日ホテルでボブやザ・ウェイラーズのメンバーと待ち合わせて、一緒にツアーバスに乗りこんだ」とモリス氏は続けた。「そしたらボブが振り返って、『準備はいいかい、デニス?』と言った。それが人生を変える冒険の始まりだった」

モリス氏はその後8年間、レゲエのスーパースターの友人として、ギターをつま弾き、踊り、卓球に興じるありのままの姿をフィルムに収めた。それらはのちにマーリーを象徴する写真となった――2人の共同作業は1981年にマーリーが黒色腫で亡くなるまで続いた。2月にロサンゼルスのギャラリーでは、マーリー生誕75周年を記念した個展が開かれ、モリス氏が収めた忘れがたい日々の写真が展示された。「彼は私に自信と、希望と、自分らしさを教えてくれた。彼のおかげで夢が実現できた」 モリス氏は声明の中でこう語っている。

「世界中の数百万の人々にも同じことをしてくれた。元気でなボブ。反逆児は永遠に不滅だ」

All Photo by Dennis Morris

Along For the Ride 相乗り

1973年、マーリーとの初対面からほどなくモリス氏が撮影。「バンドと一緒にツアーについてくるかい、とマーリーが訊いてきた」と回想するモリス氏。「私はロンドン訛りで『もちろん!』と答えたよ」


Vibration

1976年、ロンドンのハマースミス・オデオンのステージにて。「当時あそこには最大級のPA卓があったんだ」


Play Ball

ジャマイカのトレンチタウンで待つ子どもたちのために、サッカーボールとユニフォームを買っているときの様子。「本当に気前のいい男だった」とモリス氏。


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ボブ・マーリー生誕75周年 写真で振り返る「反逆児」の素顔(写真7点)

●デニス・モリスが記録した、セックス・ピストルズの素顔(写真11点)

From Rolling Stone US.