「体操ザムライ」のティザービジュアル(C)「体操ザムライ」製作委員会

 「ユーリ!!! on ICE」「ゾンビランドサガ」などで知られるMAPPAのオリジナルテレビアニメ「体操ザムライ」が、10月10日からテレビ朝日の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」で放送されることが明らかになった。アニメは、2002年の日本体操界が舞台の本格スポーツアニメで、家族や師弟など人間模様が描かれる。声優の浪川大輔さんが主人公の体操選手・荒垣城太郎を演じ、小野賢章さん、本泉莉奈さん、梶裕貴さん、堀内賢雄さんも声優として出演する。体操選手が描かれたティザービジュアルも公開された。

 「体操ザムライ」は、29歳の元日本代表の体操選手・荒垣城太郎が、コーチから引退を勧告されるも、さまざまな出会いを通じて自らの運命を変えていく……というストーリー。

 劇場版アニメ「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」などの清水久敏さんが監督を務め、「ゾンビランドサガ」などの村越繁さんがシリーズ構成、「アイドリッシュセブン」「ゾンビランドサガ」などの深川可純さんがキャラクターデザインを担当する。作曲家の横山克さんが音楽を手がける。

 浪川さんが主人公の荒垣城太郎、小野さんが城太郎と出会う謎の少年・レオナルド、本泉さんが城太郎の娘・荒垣玲、梶さんが城太郎のライバル・南野鉄男、堀内さんが城太郎のコーチ・天草紀之をそれぞれ演じる。

 浪川さんは「まず、この作品、とても、いやとっても面白いです! 収録してる最中も演者たちが『これはおもしろい! 出来上がりを早くみたい!』と口々に語っているほどに。城太郎というキャラクターは、娘の玲に支えられながら体操に打ちこんでいます。性格は、真っすぐ、ピュア、天然。出会うキャラクターたちもいい意味でぶっ飛んでいます! 絡みも最高! 早速引退に追い込まれた城太郎、どう出るか! そしてどうなるか! 熱い展開に注目! 何とぞ! よろしくお願いいたします!!」とコメントを寄せた。

 体操選手の内村航平選手の応援コメントも公開され、「体操は見ているだけで引き込まれる競技。これまで体操を題材にしたアニメはあまりなかったので、すごくいいことだなと思いました。東京オリンピックに向けていい盛り上げ役になるんじゃないかな」と期待を寄せた。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:スナックマリー▽監督:清水久敏▽シリーズ構成:村越繁▽キャラクターデザイン:深川可純▽総作画監督:崔ふみひで▽美術監督:甲斐政俊▽色彩設計:佐々木梓▽撮影監督:佐藤光洋▽編集:柳圭介▽音楽:横山克▽制作:MAPPA

 ◇清水久敏監督のコメント

 誰もベストなんて知らない。スマートに生きてられない。もがき、あがき、何とか生きていく。今、世界が大変です。だからこそ、そこになにかを届けようと、僕たちも頑張っています。いいものを作ろうと、頑張っています。面白くなると思います。たぶん。きっと。

 ◇シリーズ構成担当の村越繁さんのコメント

 肉体を極限まで駆使し、超人的な動きを見せながらも美しさを追求する「体操競技」。選手たちは、己の技を磨くと同時に、4年に一度のペースで改正されていくルールとも戦っています。目まぐるしく変化する環境の中を進み続けること。今の私たちにとって、その厳しさは想像に難くありません。この物語の人物たちも、体操競技という舞台で、またそれ以外で、さまざまな変化を前にしています。そんな彼らがどのように躍動し、どのように着地するのか、どうか最後まで見届けてください。

 ◇キャラクターデザイン担当の深川可純さんのコメント

 新たな作品に参加させていただくと、自分の中の引き出しを新しく作る感覚になります。オリジナルであればより一層、自分の乏しさとの戦いです。「体操ザムライ」といえばまずは筋肉です。美しい肉体の魅力をどうすれば伝えられるだろうと悩みながら描きました。そして家族というテーマがあります。みんなが知っているけど、それぞれ形が違うものです。だからこそ難しいのですが、「体操ザムライ」だけの家族の形をキャラクターデザインで表現しました。気に入っていただけるとうれしいです。

 ◇音楽担当の横山克さんのコメント

 オリジナル脚本であり、清水さんのテレビシリーズ初監督作品。ありったけの熱量を詰め込みました。まるで90年代のような音楽が流れてきたり、勢いだけで作ったような音楽が流れてきたり、数々のオマージュも。やりたい放題!! 久々にこんな熱量を詰め込んだ作品を作りました。笑って、泣いて、ぜひ楽しんでください!