2018年に東京・六本木で開催されたお笑いコンビ・爆笑問題の30周年記念単独ライブ「O2-T1」(オーツ―ティーワン)が、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で7日12時より配信スタートした。

  • 爆笑問題の30周年記念単独ライブ「O2-T1」配信

20年ぶりの単独ライブで、漫才は一切なし、すべて新作、しかもいずれも超長尺のコント5本立てで構成された2時間のステージ。テレビ朝日で放送されたスペシャル番組が配信となった。

待合室で田中裕二扮するサラリーマン風の男が、太田光扮する男にだんだん翻弄されていく「病院の待合室」から幕を開け、謎の数字が書かれたTシャツを着た「数字男」、得体のしれない相手との戦いを繰り広げる「二人の兵士」、太田が演じる医者と田中演じる患者が病気について語る「医者と患者」。派手な映像演出や舞台セットもなく、シンプルに爆笑問題の二人の会話劇だけで進行していく。そして、ライブの最後にたどり着いたのが、あの「爆チュー問題」。爆笑問題ならではの時事ネタや芸能ネタも織り交ぜながら、時空を超えたさまざまな場面設定の5本のコントが繰り広げられる。

田中は「この30周年ライブ、我々、漫才やってないんですよね。全編コントで、すべて太田さんが書いた新作です!」と説明し、「僕は、ソロでダンスパートがありまして、もしかしたら編集によってはカットになっているかもしれない(笑) 果たしてあるのか…ないのか…。見られたらラッキーです! ぜひご覧いただけたらと思います」とアピール。

太田も「もう、自信作です(笑) 爆笑問題っていうと漫才、と言う方も多いのではないかと思いますが、我々、実はデビューはコント一本でやってたんです。自分の中では久々にちょっとやってみるか! ということで…。それぞれ別個のコントなんだけれども、それがちょっとずつ繋がっていき、最後まで見ると、今の世界の状態なんかも匂わせていような壮大な感じになってます!」とコメントを寄せた。