連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」主演の波瑠さん

 8月6日からスタートする連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)で、主演を務める女優の波瑠さん。本作は2018年4月期に放送された連続ドラマのシーズン2で、波瑠さん演じる肉体派熱血刑事・矢代朋と、鈴木京香さん演じる文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙のバディーが再びタッグを組む。「シーズン2があったらいいなという気持ちがあったので、すごくうれしく思っています」と語る波瑠さんに、作品にかける意気込みや、コロナ渦での撮影現場で感じたことなどを聞いた。

 ◇矢代を再演、2年ぶりで感じたこと

 ドラマは麻見和史さんの「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作で、昨年4月にはスペシャルドラマも放送された。これまでのシリーズに引き続き、大森美香さんが脚本を担当。シーズン2では、朋と理沙が“一筋縄ではいかない令和の未解決事件”に挑む姿が描かれる。

 劇中でバディーを組む鈴木京香さんについて、「相変わらずとっても可愛らしい大人の人だな」と印象を語り、「今回は海外ドラマの話とか、ハマったマンガの話とかで盛り上がったので、前回までは知らなかった京香さんの一面を見られたような気がします」とにっこり。

 連続ドラマでは2年ぶりに矢代を再演するにあたり、「(前シーズンから)2年の期間があったので、第1シーズンを見返しながら『そうだ、こんなことを話したんだ』と思い返す作業を、自粛期間中に行いました」という。劇中で流れた2年間に「鳴海先輩とどんな時間が流れていたのか、どんな変化があったのかと考えました。自身の中では『2年も一緒に仕事をしていたらご飯を食べに行ったのかなぁ』と思っていたのですが、(今シーズンの)ドラマのセリフで『まだご飯行っていなかった』というセリフが出てきて(笑い)。ちょっと計算ミスしました」と笑う。

 矢代を久しぶりに演じることについて、「2年前は27歳だったんですが、29歳になってちょっと違うんです。2年前は難しいセリフも多かったのに、大変だったということも全然思い出せなくて」と笑い、「自分の感覚を戻すという作業は苦労しました。できているのかなと不安もあります」と明かす。

 ◇コロナで感じた「当たり前が当たり前ではなくなった」

 ドラマは新型コロナウイルスの感染対策を徹底的に行いながら撮影が進んでいる。コロナ禍で感じたことは「いままで当たり前にできたことが当たり前ではなくなって、とてもさみしかったです。私たちって距離感とかあまりない生活をしていたんだって気づいて、それを意識すると、人にうつさない距離感を考えて、怖くなりますね」という。

 現場では「みんなでつまめるお菓子や飲み物もないですし、役者さんの差し入れ制度もなくなっているので、前よりもさみしくなったこともありますね。おしゃべりするにもフェースシールドは欠かせないので、ちょっと会話しづらいと感じることもあります」と語る。

 自粛期間中に改めて感じたことを聞くと、「私は普段から家から出ないタイプで、ステイホームで『家から出ない自分』に罪悪感はあまり感じなくなりました。自分が心地よくいられるならそれでいいなと、ステイホーム中で気づきました」と明かす。

 ステイホーム中に新しく挑戦したこととして、低い温度でじっくり加熱する「低温調理」を行ったといい、「低温調理器を使って、チャーシューを作ってみまして。塊のお肉を買ってきて、ロック袋に調味料と一緒に入れて、低温調理器に6、7時間入れておけばおいしくできるんです。撮影が始まっちゃうと現場でご飯を食べるので、最近は作っていないですが、お休みの日があればまた作ろうと思っています」と話していた。

 ◇シーズン2、パワーアップしたポイントは?

 波瑠さんはドラマの魅力について「シーズン1に続き、謎解きの部分でもとっても面白いと思いますし、脚本が大森美香さんなので、6係を含めその事件に関わるみんなの会話劇であったり、関係性の描き方っていうのもシーズン1と変わらず楽しんでいただける部分じゃないかなと思います。特に初回の1話は2時間なのでボリュームがあって、その分謎解きもちょっと難しいので、満足してもらえるのではないかと思います」と解説。

 また「今シーズンでは、鳴海先輩が矢代を頼ってくれるようになり、矢代にとってうれしいことなのでやる気満々で捜査しています。前までは地下室から出てくれなかった鳴海先輩が上に上がってくれるので、うれしい変化ですね」と、今作でパワーアップしたポイントを語っていた。

 連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」は毎週木曜午後9時から放送。初回は8月6日午後8時から2時間スペシャルで放送される。