Oblivion、「LINE」上にECショップが開設できるサービス「GrapeFruits」提供 トークルームで商品検索から決済まで完結

Oblivionは8月5日、SNSアプリ「LINE」上にECショップを開設する事ができるサービス「GrapeFruits(グレープフルーツ)」の提供を開始した。商品検索から決済完了までを「LINE」のトークルーム上で完結することで、コンバージョンを高めることができるという。

「GrapeFruits」は、「LINE」公式アカウント上にショップ機能を追加することができるサービス。ECサイトや自社アプリは必要なく、現在運用しているLINE公式アカウント、新しく作成するLINE公式アカウントのどちらも利用することができる。「LINE」上に開設したショップでは、「LINE」のトークルームから離れることなく、商品の検索・カートへの保存・購入手続き・決済を完結可能。「LINE」による商品告知メッセージから直接購入ができるため、購入手続き中の離脱率を下げることが可能としている。


購入までのフローのイメージ

一般的にECサイトでは、会員としてログインをしていないユーザーに対して実施できるカゴ落ち施策は限りがある。一方「GrapeFruits」は、「LINE」で友達追加した時点で顧客として登録され、どの商品を見ているか、どの商品がカートに残っているかなどの把握が可能となる。その情報を基に自動でプッシュメッセージを送ることで、顧客一人一人の商品購入率を高く保つことができるとしている。

「LINE」公式アカウントを利用する事業者の多くは、クーポンや限定スタンプなどを使い友達追加を促し、自社商品の広告の一斉送信を行っているが、トークを開封せずに削除、最終的にはブロックするユーザーへの対応が課題となっているという。その大きな要因として、「LINE」上の広告からウェブサイトに遷移し、IDやパスワードを入力してログイン、その後に商品を購入という流れの面倒さがあるとし、「LINE」のトークルーム上で商品を購入できるサービスの提供に至ったとしている。

SNS時代の現在は、若者を中心にSNSアプリ上で情報を得る傾向が高まっている。またアプリにおいても、日常的に使うアプリ以外はインストールしていてもアクティブな状況ではない事が明らかになっているとし、日常的に利用されている「LINE」という媒体上にECショップを開設することで、操作に慣れた日常的に開くアプリ上でモノを購入するという新しい購買体験を提供できるとしている。