「ミールキット」の市場規模は2024年度に1900億円まで拡大 日本能率協会総合研究所が予測

日本能率協会総合研究所は8月3日、リサーチプラットフォーム「MDB Digital Search」において実施した、ミールキット市場の調査と市場規模の推計の結果を公開した。ミールキット市場は拡大傾向が続く見通しとし、2024年度には約1900億円になるとしている。

ミールキットは、特定の料理を作るための下ごしらえした食材や調味料、レシピ等がセットになった商品。料理を手作りする意向と、調理時間の短縮意向を同時に叶えることができることから、共働き世帯を主要顧客としている。献立を考える負担が減らせる、栄養バランスが良いといった点も支持されているほか、普段の生活では入手が難しい食材を用いてプロ並みの料理を作れることを訴求した商品などもあり、料理自体を楽しむニーズも獲得しているという。2012年に米国でBlue Apronがミールキット宅配サービスを開始し、多くのユーザーを獲得したことで注目度が高まり日本においても2013年頃からEC・宅配事業者、小売業者、調理家電メーカーなど様々な業種の企業が参入している。

この度公開した調査・推計は、各種の新サービス・注目製品の市場規模を推計する「有望市場予測レポート」シリーズによるもの。ミールキットの利用定着による既存ユーザーの利用頻度増加や、認知度向上による新規ユーザーの獲得、取り扱いEC サイト・店舗の増加による販売チャネルの充実化などが進むことで、市場は拡大傾向の見通しとしており、2021年度には約1600億円、2024年度には約1900億円の規模になると予測している。なお同調査の詳細は、リサーチプラットフォーム「MDB Digital Search」にて公開している。