ワークスモバイルジャパンは8月4日、ビジネスチャット導入企業に勤務する30～50代のビジネスパーソンを対象とした「新入社員から上司への社内チャットにおけるスタンプ利用に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2020年4月22～28日、有効回答は875人。

新入社員のスタンプ利用、55.2%の上司が肯定的

  • 社内チャットで、新入社員が上司にスタンプを使用することをどう思いますか?

社内チャットで新入社員が上司にスタンプを使用することをどう思うか尋ねると、「積極的に使ってよい」が23.1%、「使ってよい」が32.1%と、過半数の55.2%がスタンプ利用に肯定的であることが判明。他方、「どちらでもない」は26.1%、「使ってよいと思わない」は13.1%、「全く使ってよいと思わない」は5.6%となった。

上司の年代別にみると、40代が新入社員のスタンプ利用に最も肯定的で割合は61.4%(積極的に使ってよい+使ってよい)。次いで30代が59.9%、50代が44.3%と続いた。また、50代は「どちらでもない」が35.1%を占めた。

次に、コミュニケーションシーン別に新入社員のスタンプ利用について調査を実施。上司が新入社員に業務指示を行った後、新入社員から「了解しました!」スタンプが送られてきた場合にどう思うか聞くと、46.3%が「良いと思う(とても良いと思う含む)」と回答し、「悪いと思う(とても悪いと思う含む)」は28.9%、「どちらでもない」は24.8%となった。

新入社員の相談に乗った後の「ありがとうございました!」スタンプに対しては、「良いと思う」が50.2%で最多。次いで「悪いと思う」が27.1%、「どちらでもない」が22.7%と続いた。

一方、新入社員のミスを指摘した際の「すみませんでした」スタンプに対しては、半数近い48.7%が「悪いと思う」と回答し、「良いと思う」は33.5%、「どちらでもない」は17.8%にとどまった。