富士フイルムは、デジタルカメラ「Xシリーズ」「GFXシリーズ」用アクセサリーとして、「FUJIFILM クリップオンフラッシュ EF-60」(以下、「EF-60」)を2020年8月下旬より発売する。

価格は、「EF-60」が59,000円(税別)、同時発売の「FUJIFILM ワイヤレスコマンダー EF-W1」(以下、「EF-W1」)が30,000円(税別)。

  • FUJIFILM クリップオンフラッシュ EF-60

    FUJIFILM クリップオンフラッシュ EF-60

「EF-60」は、コンパクトながら最大ガイドナンバー60の発光量を実現したクリップオンフラッシュ。無線ワイヤレス通信システム「Nissin Air System (NAS)レシーバー」を搭載しており、同時発売の「EF-W1」と組み合わせることで、無線通信によるフラッシュ撮影が可能。複数のフラッシュを連携させて、グループごとに光量を設定し、同時に発光させる多灯ライティングも行える。

また、フラッシュヘッドを左右180°、上90°に手動で調整できるため、天井や壁などに向けてフラッシュの光を照射して、反射した間接光を利用するバウンズ撮影に対応できる。

照射角は、焦点距離24-200mmに対応。内蔵ワイドパネル使用時には、焦点距離16mmまでの画角もカバーする。レンズの画角に合わせて照射角を自動で調整する「オートズーム機能」も備えているため、画像周辺部の光量不足などを防ぎ、適切な明るさで撮影できる。

被写体との距離や絞り値、ISO感度などに応じて自動で最適な光量に調整する「TTLモード」により、フラッシュを活用した高画質撮影を行える。「マニュアルモード」も搭載するほか、最高1/8000秒の高速シャッター使用時でもフラッシュ撮影が可能なハイスピードシンクロに対応する。

なお、本体サイズは高さ約97mm×幅約73mm、重量は約300g(電池は除く)。