2019年のEC市場規模(BtoC)は7.65%増の19.4兆円 EC化率は6.76%、経産省が発表

経済産業省は7月22日、2019年における電子商取引(EC)に関する市場調査の結果を発表した。国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、前年比7.65%増の19兆4000億円だった。BtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は前年比2.5%増の353兆円に拡大した。

全ての商取引金額(商取引市場規模)に対する、EC市場規模の割合を指す、EC化率はBtoC-ECで6.76%(前年比0.54ポイント増)、BtoB-ECで31.7%(前年比1.5ポイント増)と増加しており、商取引の電子化が引き続き進展しているという。



物販系のBtoC-EC市場規模を分野別にみるとこうなる。

【物販系分野のBtoC-EC市場規模】
①「食品、飲料、酒類」 1兆8233億円(前年比7.77%増/EC化率2.89%)
②「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」 1兆8239億円(前年比10.76%増/EC化率32.75%)
③「書籍、映像・音楽ソフト」 1兆3015億円(前年比7.83%増/EC化率34.18%)
④「化粧品、医薬品」 6611億円(前年比7.75%増/EC化率6.00%)
⑤「生活雑貨、家具、インテリア」 1兆7428億円(前年比8.36%/EC化率23.32%)
⑥「衣類・服装雑貨等」 1兆9100億円(前年比7.74%増/EC化率13.87%)
⑦「自動車、自動二輪車、パーツ等」 2396億円(前年比2.04%増/EC化率2.88%)
⑧「事務用品、文房具」2264億円(前年比2.76%増/EC化率41.75%)
⑨「その他」 3228億円(前年比6.26%/EC化率0.92%)

近年、拡大しているフリマアプリなどの個人間EC(CtoC-EC)市場規模は、前年比9.5%増の1兆7407億円となった。

日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加している。中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は前年比7.9%増の1兆6558億円、米国事業者からの越境EC購入額は前年比16.3%増の2兆94億円であり、昨年に引き続き増加した。