シー・ビー・ティ・ソリューションズは7月21日、ユーザーローカルとオンラインの試験においてAIにより不正防止を阻止する「AIによるリモートテストシステム『Remoty AI+(リモティAIプラス)』」を共同開発し、2020年9月より販売を開始すると発表した。

  • システム画面:受験者側

  • システム画面:管理者側

同システムは、試験の替え玉を防止するため、受験者が同一人物かをAIが判定し、事前登録した人物が最後まで入れ替わりなく受験しているかを検知する。

また、画面内に複数の人物がいるとAIが検知し人数をカウントする。教室などの利用で複数人を許容する場合は、この値を無視することもできる。

さらに、受験者が画面を見ていない・手の動作がおかしいなど、不正行為と思われる行動をAIが検知し、カンニングを防止する。

同社は、2020年度は限定的に提供する予定だといい、2021度までには100団体以上への提供を目指すとのことだ。