睡眠は「質」より「量」が重要!? “脳の疲れ”を取る方法は? 脳科学者・篠原菊紀が解説!
禁酒法の時代に、こっそり営業していたBAR「SPEAKEASY」。2020年の東京の街にも、そんなひそかなBARがありました。月曜から木曜の深夜1時にオープンする“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。

TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」7月8日(水)のお客様は、落語家・春風亭小朝さんと脳科学者・篠原菊紀さん。“脳の疲れ”を取るベストな方法について語りました。

▶▶この日の放送内容を「JFN PARK」でチェック!


春風亭小朝さん、篠原菊紀さん(PC画面内)


◆“脳の疲れ”を取るには…?
小朝:最近、男性誌などでよく取り上げられているのですが、“疲れた”っていう状態は、体の疲れではなく、ほとんどが脳の疲れだと。先生はどう思います?

篠原:もちろん体でも、ある種の疲労感が筋肉のなかでも起きることはあります。それを脳のなかでモニタリングする場所が何ヵ所かあります。代表的なのはセロトニン神経などと関わるような場所で感じ取っているので、そういう意味では、脳が疲れを感じ取っているというのはその通りだと思います。

小朝:脳の疲れを取るには、どうしたらいいですか?

篠原:とりあえず寝るのが一番。よく、「疲れを取るために“質のいい睡眠”を……」っていう話があるじゃないですか? 間違っているわけではないんだけど、質よりは量です。

まず睡眠時間を確保しないと“質”の問題に行けないので。だから、まずは寝ることが大事です。例えば……ちょっと年を取ってからの話になりますが、「アミロイドβ(ベータ)」という認知症の原因物質なんかも流し出されて量が減ったりもしますし、寝ている間に“記憶の定着”が起こることが知られています。まぁ、何はともあれ“寝ること”じゃないですか。

小朝:なるほど。あと、就寝前にパソコンや携帯を見てはいけないと言われていますが?

篠原:ブルーライトの話ですよね。人間というのは、体内時計でリズムを作っています。一番大きいのが「視交叉上核(しこうさじょうかく)」と呼ばれるところです。ブルーライトは、そこを直撃してしまうので体内時計を狂わせがちなんです。

さっきの“記憶の定着”の話に関して言うと、もし小朝さんが就寝前に何かを新たに覚えようとするのなら、(パソコンや携帯などを見て情報をインプットするのではなく)頭のなかでリコールしながら寝ちゃったほうが定着します。

小朝:稽古をするならそれですね。

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7月16日(木)のお客様は、テリー伊藤さん×スガシカオさんがご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/