第163回直木賞が15日に発表され、馳星周氏の『少年と犬』が受賞した。

直木賞に決まった馳星周氏

馳星周氏は、7回目の候補で受賞。この後、リモートで受賞会見に臨む。賞金100万円、賞品として時計が贈られ、8月下旬に都内で贈呈式が行われる。

直木賞のその他の候補作品は、伊吹有喜氏『雲を紡ぐ』、今村翔吾氏『じんかん』、澤田瞳子氏『能楽ものがたり 稚児桜』、遠田潤子氏『銀花の蔵』。

選考委員は、浅田次郎氏、伊集院静氏、角田光代氏、北方謙三氏、桐野夏生氏、高村薫氏、林真理子氏、三浦しをん氏、宮部みゆき氏。