【ファンづくりの秘訣】「おうちラーメンバンク」、ラーメン評論家・大崎氏が自らセレクト

ラーメンデータバンクは2020年5月25日、通販ラーメンのまとめサイト、「おうちラーメンバンク」を開設した。同サイトの商品は、ラーメン評論家としても有名な、同社の大崎裕史取締役会長が、自ら厳選しており、商品紹介とは別に、解説や感想の記載も行っている。ラーメン評論家の意見を参考にして、購入できる仕組みになっている。

同社では毎年年間約20回、ラーメンのイベントを開催していたが、今年はコロナの影響でイベントの中止が相次いだという。「通販をするにも、ラーメン店単独では難しい。SNSのネットワークもあったので、応援できたらと思いECサイトの開設に至った」(大崎会長)と話す。


ECサイトのトップページ

大崎会長は、自称「日本一ラーメンを食べた男」としても有名なラーメン評論家。ツイッターのフォロワー数は3万人を超えている。ラーメンに関する情報や感想だけでなく、ECサイトの告知も行っている。

同サイトでは6月末現在、30店舗の50商品が販売されている。その商品は全て、大崎会長が実際に食べた中で、お薦めのラーメンだという。商品の検索は、醤油・みそ・塩などの種類だけでなく、店舗のある地域などでも行える。ラーメンデータバンク内のランキングや価格帯などで商品を探すこともできる。

「通販ラーメンというと、いわゆるお土産ラーメンや、出来合いの冷凍食品を想像する人が多いかもしれないが、実際はそうではない」(同)と話す。同社の商品は、店舗のスープをそのまま冷凍。麺も冷凍か生麺で発送するようにしている。そのため発送には3~4日を要すが、限りなく店舗の味が再現できているのだという。「通販ラーメンのおかげで、今までは現地に行かなければ食べられなかったラーメンも、自宅で食べることができる。イベントが開催できない代わりに、ECサイトでイベントを開催するなど、ラーメン業界を盛り上げていきたい」(同)と話している。