未開封スーパーマリオほか、任天堂のゲームソフトが競売で総額7480万円で落札される

『マイク・タイソン・パンチアウト!』は5万ドル(約530万円)で落札。

現地時間10日、米国で未開封の「スーパーマリオブラザーズ」がオークションにかけられた。TVゲームとしては史上最高額の11万4000ドル(約1200万円)で落札された。

1985年のカートリッジは当時のプラスチックケースに入ったままの状態で、Heritage Auctionのオークションで匿名の入札者によって落札された。落札額11万4000ドルはTVゲーム1本の落札額としては新記録。前回の記録は2019年2月、やはり「スーパーマリオブラザーズ」の未開封カートリッジの落札額10万ドルだった。

「このゲームの需要は極めて高く、これほどの高値が付く競売品があるとすればこのゲームだろうと思われていました」と、Heritage AuctionsでTVゲーを担当するヴァレリー・マクレッキー氏は声明の中でこうコメントした。「ライブオークションが白熱するだろうとは思っていましたが、Heritage Live!と電話でここまで高値が付くとは誰も予想していなかったと思います」

コンディションA+がつけられた今回の未開封の「スーパーマリオブラザーズ」は、発売当時のパッケージの中でもごく限られた期間しか出回っていなかった「商品説明タブ」つきという貴重な1品。

「今回の(任天堂の)未開封ローンチソフトが最高額を記録した理由のひとつは、プラスチックケースの中に厚紙の商品説明タブが付いた限定生産品であることです。つまり、任天堂がステッカーの代わりに収縮包装をするようになる前の、ごく初期に販売された商品だということを示しています」 パッケージについて、Heritage Auctionはこう説明した。

同じ日のオークションに出品された未開封の任天堂ゲームすべて落札額は69万9000ドル(約7480万円)以上。推定額42万8000ドル(約4580万円)をはるかに超えた。そのほか注目を集めたのは、未開封の『マイク・タイソン・パンチアウト!』が5万ドル(約530万円)で落札。パッケージ表面の”Bros.”の文字が左側にある超レアな『スーパーマリオブラザーズ3』初回発売版(10本しか存在しないうちの1本)は、3万8000ドル(約400万円)で落札された。

2015年には、倉庫に眠っていたアタリの幻のゲーム『E.T. ジ・エクストラ・テレストリアル』900本が、10万8000ドルで落札されている。

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