フェラーリ 250GTOの商標権を巡る裁判に決着が下りる

フェラーリ250GTOは1962年~1964年までの間で39台製造され、世界でも最も価値ある車といわれている。今では50億円を超えるものもあるほどだ。そして、フェラーリはその250GTOの商標権を巡ってフェラーリ元社長であるダニ・バハーに対して訴訟を起こしていた。

ダニ・バハーはフェラーリの社長を辞めてから、アレス・デザインというワンオフカーを製作する会社を立ちあげたが、その中には812スーパーファストをベースに250GTOを現代に再解釈するモデルも含まれていた。フェラーリはこれに対し、250GTOの商標権を持っているためアレス・デザインで使用することを禁止する意向を示していた。しかし、アレス・デザインは"フェラーリは2008年以降、250GTOの商標を使用していない"として、250GTOのネーミングを使用することはできると主張。



そして、先日その結果として、欧州連合知的財産庁(EUIPO)が、「フェラーリは250GTOの商標を使用していないため、その正当な所有権を認められない」という判断を下した。これにより、250GTOという名は様々な用途で使用できるようになる。しかし、250GTOの車としての価値は変わらず、レプリカ製造は禁止とされる。