【ここがターニングポイント!】「Hanayueオンラインショップ」、生花の定期ECを展開

生花などを販売するウチタカは2020年5月末、花の定期便サービスのECサイト「Hanayue(ハナユエ)オンラインショップ」を開設した。今後は、メディア型のECの展開も検討しているという。

花の定期便サービスの提供は、コロナの影響で、メンタルのバランスをくずしてしまう人が増えていると聞いたことが一つのきっかけだ。2020年5月は、「コロナ疲れを花で癒す」ことを目的とした「Stay Flower Home(ステイフラワーホーム)」の販促キャンペーンを実施。売り上げで得た収益を全額寄付するという取り組みも行った。「法人を中心に注文が増え、このキャンペーンの実施したところ、116組から注文があった。これをきっかけに当社として何かできるかもしれないと思ったことが一つのきっかけになった」(同社)と話している。

ECサイトでは、生花などの販売はせず、花の定期便サービスを展開している。花の直営店であることをメリットに、中間の流通で発生するマージンや手数料がかかっていないため、低コストで、品質の高い花を提供することができる。


定期便で届く花(例)

花の選定は、店舗にいるスタッフが行っているため、より良い花を顧客に届けることができるという。定期便のサービスは、限られた予算の中で花を選定する必要があるたため、顧客に届ける花の品質が落ちてしまうこともあるという。「当社は生花業であり直営店としての強みがある。低コストでも質の高い花を提供できる」(同社)と話している。

同社が定期便で販売する金額は税込980円。毎週と隔週の2パターンを用意し、花が届く曜日を月曜・水曜・金曜と三つの曜日から選べるようにした。

同社は、2019年11月に創業。創業に当たって、同社の母体となっているのは1950年から営む生花店。生花の小売りだけでなく、祝いやイベントごとなどで使用するフラワースタンドの制作も完全オーダーメードで行っている。こういった制作技術や、生花業での70年の歴史を生かし、今後も店舗とECを組み合わせた販促を実施していく予定だという。