【新サイトはじめました】「ARAS」、クラファンで1500万円販売成功

樹脂製の食器雑貨や工業部品などの製造・販売を行う石川樹脂工業は2020年3月、同社の新食器ブランド「ARAS(エイラス)」をリリースし、同時に立ち上げた自社ECサイト「ARAS」での販売を開始した。同ブランドの1商品について、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」での先行販売を行ったところ、支援総額1500万円が集まった。同ブランドの商品には、ガラスと樹脂を混ぜ合わせた、耐久性の高い独自素材を使用。仮に割れ・欠けが生じた場合には無償で新品との交換を行う「生涯破損保証」付きであるのも特徴だ。

同ブランドのコンセプトは「強く、美しい、カタチ。」だ。商品は耐久性に優れており、割れ・欠けが生じた場合、新品と交換する保証付きだ。ただし、送料は購入者が負担する。

同ブランドは「こだわりがある人の普段使い食器」として、今年3月にリリース。同ブランドの「大皿モアレ」についてマクアケで募集を開始したところ、当初の目標金額20万円を大幅に上回る支援金が集まった。約1カ月半で集まった支援金の総額は1500万円を突破した。


「大皿モアレ」

「大皿モアレ」には、偶然できた模様「モアレ」を刻印している。食材が皿にくっつきにくいのだという。マクアケでは同ブランドの「大皿ウェーブ」も販売。ソースなどが皿全体に流れ出さないよう、ウェーブ上の凹凸を備えている。小皿が置けるフラットな部分も併せ持つ。


「大皿ウェーブ」

エイラスの自社ECサイトでは2020年3月、「大皿ウェーブ」とカトラリーを発売した。「大皿モアレ」については、2020年7月に自社ECサイトでの販売を開始する予定だ。

同ブランドでは、ガラスと樹脂をブレンドした独自の素材を採用。こだわりのデザインなどによって、「焼き物やガラス等では得られない新たな食体験が得られる食器を目指した」(営業部・水上絵梨香氏)と言う。同ブランドのコンセプト・デザイン・機能性に惹かれたファンの支持が集まったという。

同ブランドは、(1)耐久性に優れ長く使える(2)生産時の環境負荷が少ない(3)廃棄時もほぼ100%リサイクルできる─といった、サステナブル性も人気の一因だとしている。

同社は別の食器ブランド「Plakira(プラキラ)」も展開しており、アマゾンや楽天市場などで販売している。ガラスのような透明度のあるトライタン樹脂を使用した、耐久性の高いコップ「ゆらぎタンブラー」の売れ行きが好調だ。同商品は職人が手仕上げを行っている。


「Plakira(プラキラ)」

アマゾンでは、プラキラの「生涯割れない保証つき」のギフトセットが人気だという。「割れる心配がないため、小さな子どものいる家庭への贈り物としても好評」(マーケティングアシスタント・井南摩耶氏)と語る。

同社は飲食店などにも商品を提供している。一般消費者向けにEC事業でのブランディングに本格的に着手したのは2019年からだという。

インスタグラムなどSNSの活用も開始した。エイラスの新商品については今後も、マクアケで先行する考え。エイラスの商品を、アマゾンなどモールに出品することも検討しているという。