People chooses between fast food and healthy, lively food. Diet concept. People with a balanced diet, menu, diet. Flat vector illustration

新型コロナウイルス対策として4月に緊急事態宣言が発令されて以来、これまでとは異なる日常生活を送っている人が多いと思います。家事に関しても大きな変化が生じ、今までは認識していなかった家事の負担を実感している人も、少なくないのではないでしょうか。

男性が思うほど女性は実感していない「男性の家事分担率の増加」

そこで、大和ハウス工業株式会社が「家事」に関する意識調査の一環で、コロナ禍による影響について調査を実施。家庭での夫婦の家事シェア(家事分担)の割合を聞くと、新型コロナによる緊急事態宣言前は、「妻が8割以上」と考える男性は52.7%、女性は73.0%と高く、夫婦間で20ポイントの意識差がありました。宣言後、「妻が8割以上」男性は39.5%と宣言前より13ポイントも低くなり、自分が家事を分担するようになったと捉えているようです。一方、女性は65.3%と宣言前より8ポイント下がり、家事軽減を実感はしていますが、男性が思うほどではなく、その差は25ポイントと以前より夫婦間ギャップが大きくなっています。

必要ながら地味な家事の数々。献立づくりは女性、電球交換は男性が担当?

子どもと同居する共働きの375人に、30項目の「名もなき家事」から実践しているものを選んでもらった結果、「使った道具を元の位置にきちんと片づける」が95.7%、「使い切ったティッシュを取り替える」が92.3%、「食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう」が89.9%と、多くの人が実践しています。男女差を見ると、「献立を考える」は男性が49.7%なのに対し、女性は96%、「アイロン掛け」は男性が47.2%なのに対し、女性73.9%、「調味料を補充・交換」は男性71.9%なのに対し、女性は93.2%といずれも女性が中心にてがけ、「照明の交換」は男性82.4%なのに対し、女性58%と、男性が主に担っています。

3年前と世の中が大きく変わっても「名もなき家事」は大きな変化なし

子ども同居する共働き男女を対象とした2017年の調査結果※と比較した結果を見ると「アイロン掛けをする」が約11ポイント、「たまったごみを捨てる」が約10ポイント伸びている以外では、さほど大きな差は見られません。生活環境が目まぐるしく変わる昨今ですが、「名もなき家事」の実践に関しては、大きな変化は起きていないようです。
一方、2017年の「名もなき家事」のトップは「子どもと会話する」で93.8%でしたが、2020年は75.2%と19ポイントも低くなっています。緊急事態宣言でおうち時間が長くなり、共働き家庭でも子どもとの会話が日常的になり、特別に意識しなくなったからと推測されます。
※2017年の調査対象は子どもと同居する共働きの男女600人

コロナ禍により新たな「名もなき家事」が増加

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言以降、家族全員が常に家庭にいる状態が続きました。このことで新たな「名もなき家事」が増えたかと聞くと、全体の63.9%が「増えた」と答えました。男女別で見ると、男性の55.8%、女性の72%が、コロナ禍による「名もなき家事」の増加を実感しています。
どんな「名もなき家事」が増えたかと聞くと、「外から帰ったら必ず手を洗い・うがいを家族に呼びかける」が36%、「マスクや消毒液の残量の確認・購入」が33.8%、「ティッシュやトイレットパーパーの残量確認・購入」が33.4%と上位に挙がりました。男女別に見ると、女性のスコアが高く「家族の3食分の食事の献立を考える」は男性がわずか6.5%なのに対し、女性は53%と、女性の負担がより大きくなっています。

まとめ

外出自粛により家族が揃って家で増やす時間が増え、「今までより家事をするようになった」と感じている男性も多いでしょう。しかし、本当の意味で家事に参加できているのかどうか、夫婦で協力し合えているのかどうか、この機会に一度振り返ってみることで、気づきを得ることができるかもしれませんね。

【調査概要】
「20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人に聞く『コロナの前と後、生活に関する実態調査』」
調査対象:全国の20代〜40代の配偶者がいる男女1,200名
(共働き家庭と片働き家庭各600人ずつ、テレワークあり・なしで各600人ずつ)
調査方法:インターネット調査
実施期間:2020年6月5日~10日
実施機関: 大和ハウス工業株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:大和ハウス工業株式会社

執筆者:ARUHIマガジン編集部