持田あき「ゴールデンラズベリー」のカラー扉。

本日7月8日に発売されたフィール・ヤング8月号(祥伝社)で、持田あき「ゴールデンラズベリー」、河内遙「ムサシノ輪舞曲」、ばったん「終電なくなっちゃった」の新連載3本がスタートした。

「ゴールデンラズベリー」の主人公は、芸能プロダクションでマネージャーとして働く北方啓介。一見エリートのように見える彼だったが、実は32歳にして転職を24回も繰り返してきた職迷子だった。今回も担当タレントのトラブルが原因で心折れそうになった矢先、思わず目を惹かれてしまうやさぐれOLと出会い……。「初めて恋をした日に読む話」の持田が、芸能界を舞台に恋と仕事に奔走する男を描く。

「ムサシノ輪舞曲」はケンカの絶えない姉弟を軸に描く大人の群像劇。物語は同棲していた彼女に振られた弟が、2年前に絶交した姉が暮らす実家に戻ってくるところから始まる。「終電なくなっちゃった」は恋と性を赤裸々に描くオムニバス。初回には男女の駆け引きは面倒だが、とりあえずセックスしたいという28歳処女の女性が登場した。