【注目のスタートアップ企業】「0566珈琲製作所」、酒風味のコーヒー豆をモールにも展開

Rec Creationは2018年から、コーヒー豆を販売するECサイト「0566珈琲製作所」を運営している。同社で一番人気の商品は、自社開発の「ハイブリッドコーヒー」だ。同商品はノンアルコールでありながら、酒ならではの芳香や旨みを持つコーヒー豆だという。

「ハイブリッドコーヒー」には、ワイン・ジン・ラム・日本酒の4種類がある。各酒の香りや旨みが感じられるという。2020年に入ってからは、大手飲料メーカーなど複数社から、注文や問い合わせが寄せられるようになったという。現在は、自社ECサイトのみで販売しているが、今後はモールでの販売も行っていくとしている。

ハイブリッドコーヒー4種

同商品は、乾燥させたコーヒーの生豆を、アルコールに浸し、再度乾燥させたあと、焙煎をして製造する。高温で焙煎するため、アルコール分は揮発するが、香りや旨みは残るのだという。「ワインと日本酒は発酵酒で、生のお酒。火を入れると香りがとんでしまうから特に難しかった」(松井真代表)と話す。「何種類かのお酒をブレンドすることにより、加工しても香りが残る、独自の製法が確立できた。ブレンドに慣れているコーヒー屋だからこそできた製法だと思う」(同)と話す。ハイブリッドコーヒーの技術は、現在特許を出願中だという。

6月には、デカフェの豆に同技術を応用した商品の販売を、Makuakeで開始した。加工する過程で、風味が落ちてしまうデカフェのデメリットをカバーした商品になっているという。

「邪道と言われるかもしれないが、間違いなくおいしいコーヒー。これからは認知度を高め、より多くの人に飲んでもらいたいと思う」(同)と話している。