日本旅行は秩父鉄道と共同で、秩父鉄道12系客車と重連電気機関車で編成した夜行急行列車の旅を8月29日出発で催行する。2018年から過去3回にわたり実施している人気商品で、4回目となる今回は、前回と同様、運転区間を翌朝の石原駅まで延長運転。オプショナルツアーとして初めてデキ(電気機関車)運転体験も設定した。

  • 過去の夜行列車の旅の様子

当日は秩父鉄道の所有する電気機関車2両と12系客車4両による編成の夜行急行「三峰51号」を運行。熊谷駅から羽生駅まで「電機機関車+12系客車4両+電気機関車」の編成で、先頭の機関車のみパンタグラフを上昇させて走る。熊谷~三峰口間は「電機機関車+電気機関車+12系客車4両」の編成で、機関車2両ともパンタグラフを上昇させる。

列車は8月29日の22時10分頃に熊谷駅を発車。羽生駅、熊谷駅、寄居駅、秩父駅、三峰口駅、熊谷駅の順に走行し、翌朝6時頃、石原駅に到着する。翌朝の熊谷駅から石原駅までは普通列車として運行し、末端区間が普通列車となるローカル急行を再現する。列車には「三峰号」のヘッドマークを掲出するほか、客車の営業列車が普段入線しない熊谷~羽生間を12系客車が走行し、三峰口駅で参加者限定の撮影会を行うなど、お楽しみポイントも盛り込んだ。

旅行代金は、2席占有プランが大人1万8,000円・こども1万6,000円、1ボックス占有プラン(向合せ4席)が大人3万4,000円・こども3万1,000円、オプショナルツアーのデキ運転体験は大人・こども ともに1人7,500円。7月6日15時から、日本旅行大阪法人営業支店のウェブサイトにて販売開始する。