映画「レディ・プレイヤー1」の場面写真 (C) Warner Bros. Entertainment Inc.

 スティーブン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」が、7月3日に「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)で放送される。本作は映画やマンガ、ゲームなど、1980~1990年代のポップカルチャーのキャラクターが次々と登場する、“お祭り感”たっぷりの大作だ。本作の見どころを紹介する。

 「レディ・プレイヤー1」は、アーネスト・クラインさんのSF小説「ゲームウォーズ」が原作。経済が破綻寸前で、若者たちがVRワールド「OASIS」にのめり込んでいる2045年が舞台となる。ある日、「OASISのどこかに隠された宝の卵『イースターエッグ』を見つけた者は、OASISの後継者となれる」という遺言が発信され、スラム街に住む主人公のウェイドは、全人類が参加するトレジャーハンティングに挑む……というストーリー。

 本作についてスピルバーグ監督は「日本のために作った」と公言しており、日本のサブカルチャーが色濃く描かれている。「AKIRA」の金田バイク、メカゴジラ、ガンダム、ハローキティ、ソニック・ザ・ヘッジホッグなどが登場する。画面の隅っこで一瞬しか映らないキャラクターも多いので、画面の隅々まで目を凝らして鑑賞してもらいたい。

 俳優の森崎ウィンさんが演じるトシロウが、「俺はガンダムで行く!!」と日本語で叫ぶとガンダムが登場して、メカゴジラと戦うシーンは感慨深いものがある。ガンダム好き、ゴジラ好きのみならず、サブカルチャーに思い入れのある人なら思わず胸が熱くなるだろう。なお、VRの世界でトシロウが使用している鎧武者のアバター「ダイトウ」は、スピルバーグ監督と交流のあった名優・三船敏郎さんがモデルとなっている。

 映画関連では、先週まで「金曜ロードSHOW!」でシリーズ3作が連続放送された「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンを始め、「スター・ウォーズ」のXウィング、エイリアン、キングコング、スピルバーグ監督がメガホンを取った「ジュラシック・パーク」のT-REXなども登場。映画好きであれば、「シャイニング」のパロディーシーンで思わず笑ってしまうのではないだろうか。

 1980年代ポップカルチャーの体現者である、スピルバーグ監督だからこそ製作することができたであろう「レディ・プレイヤー1」。おもちゃ箱をひっくり返したかのように、さまざまなキャラクターが次から次へと登場してくる“お祭り感”を、存分に味わってもらいたい。