サイド出しのエグゾーストから響く極上サウンド!150台限定のコレクターズアイテム

2007年フランクフルト・モーターショーで発表されたメルセデス・ベンツSLR 722Sロードスターは、1955年ミッレ ミリアでスターリング・モス卿がドライブし、新記録で優勝したレーシングカー、300SLRへのトリビュートモデルである。
 
ベースは、マクラーレンと共同で開発・製造されたスーパーカーのSLRだ。2006年の722クーペに続いてロードスターも、外観のディテールでモスのSLRにオマージュを捧げ、サイドグリルには「722」の赤いバッジが、前後のライトにはスモークが付いている。スーパーチャージャー搭載の5.4リッター V8エンジンは641bhpにパワーアップ。シャシーもアップグレードされ、スプリングの取り付け位置を下げ、ダンパーを硬めにして、軽量な19インチ鍛造ホイールとバランスを取った。

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累計2157台製造のSLRのうち、722Sはわずか150台だから、元からコレクターズアイテムになる運命だった。その上、サイド出しのエグゾーストから響くサウンドは極上だ。この722Sは、新車としてアメリカで販売されたわずか24台のうちの1台だという。
 
塗色はクリスタルアンチモニーグレー、インテリアは黒のセミアニリンレザーとアルカンターラ。走行距離は2700マイルで、CarFaxによるヒストリーレポートもクリーンなので、手数料を含め73万ドルで落札された。
 
将来、利益や価値が確実に上がる黄金の道などというものは存在しない。それでも、既にその道を歩んでいると考えられるモデルのリストを私が作るなら、722クーペと722Sロードスターを集団の先頭に置くだろう。