【ECソリューションマップ2020〈ECサイト構築サービス編〉】「MakeShop」流通額8年連続トップ、コロナ対応万全で成長さらに加速

スマホの利用拡大に対応
GMOメイクショップが提供するネットショップ構築ASP「MakeShop(メイクショップ) by GMO」は、2019年の年間流通総額が1734億円になり、8年連続でASP業界トップの実績になった。コロナ禍でも開店代行や制作代行などの幅広いサービスを活用し、迅速にサイトを開設したい事業者のニーズに対応。サポートにおいてもサービス品質を落とさず提供し続けており、コロナで高まる需要を捉え、さらに成長を加速している。

スマホからの利用拡大に対応し、2019年3月にはデバイスを問わず最適なページを表示できる、レスポンシブWEBデザインに対応したデザイン編集機能「クリエイターモード」の提供を開始。「クリエイターモード」ではグーグルが推奨しているMFI(モバイルファーストインデックス)に対応しており、SEO対策の強化につながる。

スマホユーザー向けの決済対応も強化しており、すでに連携している「Amazon Pay(アマゾンペイ)」「楽天ペイ(オンライン決済)」「LINE Pay」に加え、「PayPay」への対応も準備している。

2019年1月にはセミカスタマイズに対応した「MakeShopエンタープライズ」の提供を開始し、同年5月にはフルカスタマイズに対応したオールインワンソリューション「Axコマース」の提供を開始した。手軽にECサイトを構築できるだけでなく、シームレスにECサイトを拡張できる点も強みだ。

コロナでもサポート品質向上
コロナ禍で高まるECサイト構築の需要にもしっかり対応できている。ケータリングやデリバリーのオプション機能があり、飲食店のニーズに対応できる。エンタープライズ版で提供している生産者のEC展開を支援する「メーカー直送システム」や、BtoB向けの「WEB-EDI(企業間の受発注をネット経由で行うこと)」の問い合わせも増えている。

「制作代行や開店代行、運営代行、コンサルティングなど多様な支援サービスを用意しており、迅速に開店したい方や、販売体制をより強化したい方の要望に答えている。ただ、ECサイトを作れば良いということではないので、お客さまと話し合いながら、『これは作り込まないと売れないですよね』など臨機応変に提案している」(古屋智久常務取締役MakeShop事業部長)と話す。

GMOインターネットグループは1月末からリモートワークを導入しており、いち早くリモートでもサービス品質を落とさないサポート体制が構築できている。対応時間を短縮したり、電話対応は中止したりするカート事業者が多い中、変わらずサービスを提供してきた。

「リモートでも効率を落とさず、上げていくことを意識し、話し合いを重ねて体制を整えてきた。実際、リモートワークになっても、業務に集中することができており、サポートの応答率は高まっている」(同)と話す。

コロナでECの需要は多様化している。今後は新たなニーズに対応する機能を追加したり、エンタープライズ版で提供している機能をオプションサービスとして迅速に導入できるようにしたり、積極的に機能やサービスの拡充を進める。