シオノギファーマは6月18日、アンジェスおよび大阪大学らのグループが開発を進める新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する予防用DNAワクチンの製造を担当するタカラバイオとの間で受託契約を締結し、製造体制の一部に参画すると発表した。

同ワクチンは、6月30日より大阪市立大学医学部付属病院の医療従事者を対象に臨床試験(治験)を開始する予定で、2021年の実用化を目指し、開発が進められている。

今回の受託契約で、シオノギファーマはタカラバイオより、DNAワクチンの中間体製造を受託したとのことで、シオノギファーマでは、今回の参画を通して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防の実現に貢献していきたいとしている。