アドビ システムズは6月18日、社名を「アドビ システムズ(Adobe Systems Co., Ltd.)」から「アドビ株式会社(Adobe KK)」に変更したと発表した。米国本社は2018年に社名をAdobe SystemsからAdobeに変更している。

同社は個別のソフトウェアをパッケージ型で販売する永続型ライセンスモデルから、クラウドベースのサブスクリプションモデルへ移行。2012年には「Adobe Creative Cloud」を発表し、「Adobe Document Cloud」「Adobe Experience Cloud」の3つのクラウドサービスを立ち上げ、デジタルエクスペリエンスを人々に提供するプラットフォーム企業へと進化してきた。

代表取締役社長のジェームズ マクリディ氏は、社名変更にあたって、次のように述べている。

「弊社はソフトウェアの提供だけにとどまらず、優れた顧客体験を実現するソリューションを提供している。『世界を変えるデジタル体験を』というミッションのもと、あらゆる分野で創造性を刺激し続け、お客様のさらなるビジネス向上を今後もご支援させていただきたいと考えています」