日本ユニシスは6月17日、コロナ禍での事業継続を支援するために、働く人への情報伝達・伝達状況把握・受講状況収集を行うクラウドサービス「LearningCast」を、未契約の全国の企業・官公庁などを対象に、同日から2020年12月末まで無償で提供すると発表した。

  • LearningCastの主な機能

LearningCastが支援する主な研修運営・実施項目は、研修の申込管理(研修作成/研修申込・キャンセル/照査)、研修(eラーニング、アンケートなど)の実施、進捗照会、結果集計、受講履歴照会(自分自身/自分が教育進捗を管理する社員)といったもの。

また、LearningCastはSaaS型のため、特殊なクライアント・アプリケーションやサーバは必要なく、インターネットに接続できるPCさえあれば、どこからでも上記の作業をブラウザで操作できる。

新型コロナウイルス対策として、新たな働き方が求められる企業・組織においては、テレワークや直接伝えることができない環境で、迅速 に情報を伝達し、伝達状況を把握することが必要になる。こうした中、「LearningCast」の利用により、確実な情報配信、コンテンツの受講状況把握、アンケートなどのアフターフォローが行え、新しい働き方におけるコミュニケーションが迅速に実行することが可能になるという。

申込期間は、2020年6月17日から2020年9月30日までとし、LearningCast 500 ID 分を無償提供するとしている。