【売上アップの決め手】「十勝ハーブ牛専門店」、コロナの影響、ECで回復へ

精肉の卸売りを手掛けるノベルズ食品は4月10日、自社ECサイト「十勝ハーブ牛専門店」を立ち上げた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により落ち込んだ売り上げの回復を、ECサイトでの商品販売により図っていく。

今年2月以降、レストランやホテルへの卸売りが激減し、卸の売り上げが前年より9割ほど減少。ふるさと納税での販売も毎月約4000件の受注から500件ほどに減少しているという。

札幌商工会議所が提供している新型コロナ経済対策掲示板「緊急在庫処分SOS!」に登録し、ユーザーが最大4割引きで商品を購入できるようにした。テレビ番組にも紹介されたことで、注文の問い合わせが相次ぎ、自社ECサイトを開設した。BtoBにも対応している。

「緊急在庫処分SOS!」で販売を強化しているホルモン

現在、ステーキ肉やホルモンなど36品目をECサイトで販売している。4月にサイトを開設してから、すでにサーロインなど3品目が売り切れている。

インスタグラムやツイッターなどのSNSによる集客に力を注いでいる。

SNSから流入した新規顧客のうち、ツイッターとフェイスブックを経由した人が5割以上を占めている。SNSでは、コンビーフなど商品の食べ方や商品を使用した料理レシピなどのコンテンツを配信し、北海道民を中心にECサイトを訴求している。

5月27日には、地元メディアにECサイト開設が紹介された。その結果、新規顧客が増えたという。

同社は、「新型ウイルスの影響で、急いでECサイトを開設したが、当初の想定より販売が好調だ。今後も、ECサイトでの販売強化は重要になるので、小型商品を追加したりマーケティングを充実させたりしたい」としている。