Net Applicationsから2020年5月のタブレットブラウザのシェアが発表された。2020年5月はSafariとSamsung Browser、Android Browserがシェアを増やし、Chromeがシェアを減らした。増加率はわずかだが、Samsung Browserが2019年11月の急増以降、増加傾向を続けている点が注目される。

タブレットデバイス向けのWebブラウザはSafariとChromeがシェアを2分している。SafariとChrome以外のWebブラウザで12%ほどのシェアを分割する状況になっており、これまではAndroid Browserがその立場にあったが、2019年11月からはこれにSamsung Browserが加わるようになった。

Samsung Browserのシェアは一時的なものではなく、そのあと半年間にわたってシェアをキープしている。タブレットデバイス向けのWebブラウザとして、Samsung Browserが一定の立場を確保した状態と見られる。

  • 2020年5月タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

    2020年5月タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications

  • 2020年5月タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

    2020年5月タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Safari 44.50% 44.05%
2 Chrome 43.22% 45.48%
3 Samsung Browser 4.58% 4.29%
4 Android Browser 3.24% 2.02%
5 Opera 1.07% 1.34%
6 UC Browser 0.91% 0.57%
7 Unknown 0.73% 0.70%
8 Baidu 0.45% 0.26%
9 QQ 0.38% 0.24%
10 Firefox 0.37% 0.43%